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COLUMN
2026.02.28
コラム

エクソソームのデメリットと副作用を徹底解説!施術前に知るべき注意点

エクソソーム治療が美容医療や再生医療の分野で注目を集めています。

「肌の若返り」「薄毛改善」「全身のアンチエイジング」といった魅力的な効果が期待できるとして、多くのクリニックで導入が進んでいます──。しかし、施術を受ける前に知っておくべきデメリットや副作用があることをご存じでしょうか。

エクソソームは比較的新しい治療法であり、まだ研究段階にある部分も多く存在します。高額な費用、定期的な通院の必要性、献血制限などの制約に加えて、赤みや腫れといった副作用のリスクも報告されています。

本記事では、エクソソーム治療のデメリットと副作用について、再生医療専門医の視点から詳しく解説します。施術を検討されている方が、正しい判断材料を持って治療に臨めるよう、包括的な情報を提供いたします。

エクソソームとは?基礎知識と注目される理由

エクソソームは、細胞から分泌される直径30〜200ナノメートル程度の極小のカプセル状物質です。

内部には遺伝子の働きに関与する「核酸」と呼ばれる物質が含まれており、細胞間の情報伝達を担う重要な役割を果たしています。核酸にはさまざまなメッセージが含まれており、細胞間がメッセージを放出したり受け取ったりすることで情報の伝達が行われています。

当初は細胞内の不要物を排出する役割を担う「細胞のゴミ」と考えられていました。しかし、2000年代以降の研究により、エクソソームは細胞間の情報交換を担う重要な物質であることが明らかになり、生物学や医学の分野で注目を集めています。

エクソソームが医療分野で注目される理由

エクソソームは、医療や美容分野で幅広く活用されています。

理由の1つは、幹細胞治療と同じような効果が期待できる点にあります。幹細胞治療は細胞を直接移植する方法ですが、エクソソーム療法は細胞が持つ情報を利用して自己修復を促します。

美容分野では、エクソソームを含む化粧品や施術が需要を集めています。エクソソームは、肌のターンオーバーを促進し、シワやシミの改善に役立つ可能性があります。また、髪の毛の再生を助ける作用があり、薄毛治療にも活用され始めています。

一方、医療分野では、エクソソームの抗炎症作用や免疫調整機能が研究されています。たとえば、関節炎の治療や神経疾患の改善に役立つ可能性があるとされ、今後の発展が期待されています。

エクソソーム治療の主なデメリット

エクソソーム治療には、施術を受ける前に理解しておくべきいくつかのデメリットが存在します。

費用が高額である

エクソソームは保険適用にならない自由診療であり、すべて自費扱いです。

また、より高い効果を得るためには継続して施術を受ける必要があるため、総合的にみると費用が高額になる傾向があります。さらに、クリニックや注入方法によって費用が異なるため、事前にホームページなどを確認しておおまかな予算を把握しておくと良いでしょう。

エクソソーム治療は一度の施術で劇的な効果が表れるものではありません。また半永久的に効果が得られる訳ではないため、定期的な通院が必要です。

継続的な施術が必要

施術部位や目的によっても異なりますが、エクソソームは1回限りで完了する施術ではありません。

より効果を引き出したり効果を実感するためには継続して施術を受ける必要があります。

一度の注射だけでは、十分な効果が見込めない点もエクソソーム注射のデメリットだといえます。アンチエイジングを目的としてエクソソーム注射を受ける場合には、3〜4週間に1度の間隔で3回は受けることを推奨します。その後肌の状態を見て追加施術を検討します。

一方で、薄毛治療を目的とする人は半年以上の継続治療が必要です。

費用面での負担は大きくなりますが効果が期待できる施術のため、医師と十分に話し合って目標を決めるのも1つの手といえるでしょう。

施術中の痛みや不快感

エクソソームを注入する際に針を使用するため、痛みはどうしても避けられないデメリットです。

しかし、注射針は最新の技術により痛みが軽減されているものが多いです。痛みに弱い方や心配な方は、カウンセリングの際に相談しましょう。

献血や生活上の制限

エクソソームを血管に注射や点滴で受ける場合は、当日の生活に制限はありません。

一方、水光注射の機械を用いてエクソソーム治療を受ける際は、施術当日はサウナや長時間の入浴を控える必要があります。血流が促進されることで、赤みが増したり内出血が生じたりする恐れがあるためです。当日は安静に過ごしましょう。

エクソソーム治療の副作用とリスク

エクソソームはヒト細胞由来の成分を使用するため安全性が高いといわれていますので、基本的に大きな副作用はありません。

しかし稀に以下のような副作用が生じることがあります。

一般的な副作用

ダウンタイムや副作用がほとんどないエクソソーム注射ですが、まれに注射部位に赤みやかゆみなどが生じることがあります。

赤みや腫れは、一時的なものですぐ治まることがほとんどです。一時的であることがほとんどですが、悪化する場合や長引く場合は施術を受けたクリニックに速やかに連絡しましょう。

アレルギー反応のリスク

非常に稀なケースですが、アレルギー反応を起こし嘔吐や血圧低下などの症状が出る場合があります。

注射や点滴中に異常を感じた場合は、すぐ医師や看護師に伝えてください。

施術を受けられない方

以下の条件に当てはまる方は、エクソソーム注射を受けられません。

  • 薬剤に対してアレルギーがある方
  • 妊娠中または授乳中の方
  • 悪性腫瘍治療中の方

エクソソームは安全性が高い治療法と言われていますが、その全貌がすべて明らかになっているわけではありません。

また、がんをお持ちの方については、エクソソームが細胞活動に影響を与える可能性が指摘されているため、現時点では安全性の観点から治療の対象外としています。

また悪性腫瘍が寛解してから十分な期間が経過していない方も、治療を断られる可能性があります。

エクソソーム治療を安全に受けるためのポイント

エクソソーム治療を検討する際には、安全性を最優先に考える必要があります。

クリニック選びの重要性

美容業界で話題のエクソソームですが、施術を受ける際にはクリニックを慎重に選ぶ必要があります。

カウンセリングは施術内容に関わらず大切な時間です。イメージの伝え方や受け取り方によって仕上がりが変わるといっても過言ではありません。理想の仕上がりに近付くために、まずは自身の理想をしっかり伝えることが大切です。

イメージを口頭で伝えるのが難しい方は画像やメモを持参するのも良いでしょう。そのうえで医師やカウンセラーが最適な施術を提案しますので、納得いくまで相談してください。

経験豊富な医師の在籍

クリニック選びのポイントとして、経験豊富な医師が在籍していることが欠かせません。

また、最新の知識を習得したりクリニックで講習を実施したりと、医師や看護師が技術を学べる環境が整っているクリニックがおすすめです。医療従事者やクリニックスタッフの経験や知識が、患者様の悩みに対する適切な提案に繋がります。

施術の選択肢を広げるためにも、クリニック選びは慎重に行いましょう。

リスク説明の充実度

施術の効果やメリットを分かりやすく説明してくれることも大切ですが、施術のリスクや注意点についても丁寧に説明してくれるクリニックを選びましょう。

どんな治療にもデメリットはあります。メリットだけでなく、デメリットについても理解した上で施術を受けることが大切です。

規制と品質管理の現状

ある調査会社による2023年の報告では、エクソソーム治療を提供する日本の医療機関は欧米に比べて格段に多く669件あり、主にアンチエイジングや育毛、疲労回復を目的に提供され、ウェブサイト上で「再生医療」をキーワードに用いる医療機関も7割を超えていました。

出典京都大学iPS細胞研究所「エクソソーム治療に関する規制整備の必要性を指摘した論文が発表されました」(2024年10月)より作成

エクソソーム治療のメリットと期待できる効果

デメリットや副作用について理解した上で、エクソソーム治療の持つメリットについても確認しておきましょう。

幅広い効果への期待

エクソソーム注射の最大のメリットは、期待できる効能が幅広い点です。

具体的には、エクソソーム注射を打つことで以下の効果が見込めます。

  • 肌のくすみや乾燥の改善
  • 肌トラブルの予防
  • 肌のハリ・ツヤの向上
  • 免疫力アップ
  • 更年期障害の改善
  • 難病の治療
  • 全身のアンチエイジング

エクソソームには肌のターンオーバーを促進する作用があるので、さまざまな肌トラブルの改善が期待できます。また抗炎症作用や増殖作用により、発毛や育毛効果が見込めるため薄毛治療にも適しているでしょう。

そのほかにも、免疫力アップや更年期障害の改善など、幅広い効果が期待できると言われています。

施術時間の短さ

個人差はあるものの注射は2〜3分、点滴は30分程度で完了するのも嬉しいポイントです。

まとまった時間が取れない忙しい方でも、気軽に治療を受けられるでしょう。

ダウンタイムの少なさ

エクソソーム治療は、比較的ダウンタイムが少ない治療法として知られています。

ただし、注入方法によってはダウンタイムが生じる場合もあるため、事前に医師に確認することが重要です。

CELL GRAND CLINICの再生医療へのこだわり

当院では、エクソソーム治療を含む幅広い再生医療を提供しています。

アメリカ再生医療学会専門医による診療

アメリカ再生医療学会認定専門医として、これまでに3000件以上の幹細胞治療に携わってきました。

神戸大学医学部卒業後、同大学院にて医学博士号を取得し、近畿大学医学部講師やアメリカ国立衛生研究所(NIH)の研究員としての経験を持ちます。認知症などに関する国際的な論文も多数発表しており、再生医療の最前線で活躍してきた実績があります。

この豊富な経験と専門知識を活かし、患者様一人ひとりに最適な治療プランをご提案しています。

厚生労働省認可の安全な治療体制

当院は厚生労働省から「第二種・三種 再生医療等提供計画」を取得しており、厚生労働省認定の特定認定再生医療等委員会による審査を経て適合性が認められています。

第二種再生医療等提供機関として10の治療計画、第三種再生医療等提供機関として3つの治療計画を取得しており、法令に基づいた安全な再生医療を提供しています。

国内トップレベルの培養施設を厳選し、細胞の質や安全性に徹底的にこだわりつつ、適正価格で治療を提供しています。

6つの主要治療で幅広いお悩みに対応

当院では、以下の6つの主要治療を提供しています。

  • 自己脂肪由来幹細胞治療
  • 幹細胞培養上清液(エクソソーム)治療
  • PRP治療
  • 線維芽細胞移植治療
  • NMN治療
  • NK細胞治療

これらの治療により、慢性疼痛、変形性膝関節症、糖尿病、動脈硬化、ED、AGA、美肌など、多彩なお悩みに対応しています。

上質な空間で新しい「癒やし」の医療体験を

当院は、高級旅館を思わせる和モダン空間の完全個室を整え、心身ともに癒される次世代の医療体験を提供しています。

御堂筋線心斎橋駅7番出口から徒歩5分、なんば駅25番出口から徒歩5分の好立地にあり、通院にも便利です。

診療時間は10:00〜19:00で、水曜日・日曜日・年末年始・不定休が休診日です。

まとめ:正しい知識で安全な治療選択を

エクソソーム治療は、美容医療や再生医療の分野で大きな可能性を秘めた治療法です。

しかし、高額な費用、継続的な通院の必要性、献血制限などのデメリットや、赤み・腫れ・アレルギー反応といった副作用のリスクも存在します。また、日本では規制が十分に整備されていない現状もあり、クリニック選びには特に注意が必要です。

エクソソーム治療を検討される際は、以下のポイントを必ず確認してください。

  • 丁寧なカウンセリングを行うクリニックを選ぶ
  • 経験豊富な医師が在籍しているか確認する
  • リスクや副作用について十分な説明を受ける
  • 自身の健康状態や目的に合った治療法か見極める
  • 費用と継続期間について現実的な計画を立てる

大阪・心斎橋の再生医療クリニック「CELL GRAND CLINIC」は、再生医療等安全性確保法に基づき、厚生労働省へ第二種・三種の再生医療等提供計画を届出し、特定認定再生医療等委員会の審査を経たうえで治療を提供する医療機関です(計画番号:PB5240089ほか/PC5250007ほか)。

当院では幹細胞治療を中心に、PRP・エクソソーム(幹細胞培養上清液)・線維芽細胞・NK細胞治療など幅広い再生医療に対応し、症状・既往歴・生活背景をふまえた個別の治療プランをご提案します。幹細胞再生治療では、投与日に合わせた培養と品質管理(生存率・表面抗原の確認等)を重視し、細胞品質の「見える化」に取り組んでいます。

治療の適応、期待できる効果と限界、リスク、費用はカウンセリングで丁寧にご説明します。詳しくはCELL GRAND CLINIC公式サイトをご覧ください。

※本コラムは一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を代替するものではありません。治療の適応や内容は、診察・検査結果等を踏まえて医師が判断します。

                           

【監修医師】

若林雄一                                    

若林 雄一

                                   

セルグランクリニック院長/医師/医学博士

                                   

【専門分野】
再生医療 幹細胞治療 抗加齢医療 予防医療 美容エイジングケア 放射線医学 

【所属学会・資格】
アメリカ再生医療学会(AARM)専門医/日本抗加齢医学会 専門医/放射線診断専門医/核医学専門医/日本再生医療学会 会員/日本認知症学会 会員                                        

【臨床実績】幹細胞治療 累計3,000件以上(変形性膝関節症・糖尿病・慢性疼痛・美容エイジングケア等)

【略歴】                                        
神戸大学医学部卒業、神戸大学大学院修了(医学博士)。米国国立衛生研究所(NIH)にて研究に従事。近畿大学医学部講師を経てセルグランクリニック 院長就任

【著書・メディア掲載】
著書:『世界一簡単な再生医療の基礎知識』/米国経済誌「ウォール・ストリート・ジャーナル」掲載 /KBS京都テレビ 出演 /国際学術誌に多数の論文を発表 

【監修者としての方針】
本コラムの医学的内容は、再生医療等安全性確保法に基づき厚生労働省へ第二種・三種 再生医療等提供計画を届出済(計画番号:PB5240089ほか)の当院院長が監修しています。科学的根拠(エビデンス)と安全性を重視し、正確でわかりやすい情報発信を心がけています。