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COLUMN
2026.02.24
コラム

健康診断の数値別に読む再生医療の相談タイミング完全ガイド

「健康診断の結果を見ても、どの数値がどれくらい危険なのかわからない」

そんな不安を抱えていませんか?

HbA1cやLDLコレステロール、CRP、腎機能など・・・検査項目は多岐にわたります。基準値を少し超えただけで「要再検査」と書かれていると、どう対処すべきか迷う方も多いでしょう。

実は、健康診断の数値には「放置してはいけないライン」があります。

本記事では、健康診断の主要な数値ごとに「どのラインで再生医療の相談を検討すべきか」を、アメリカ再生医療学会専門医の視点から徹底解説します。

ご自身の検査結果と照らし合わせながら、最適な受診タイミングを見極めてください。

健康診断の検査結果を確認する日本人

HbA1c(ヘモグロビンA1c)〜糖尿病リスクを示す重要指標

HbA1cは、過去1〜2ヶ月の血糖値の平均を反映する指標です。

健康診断でこの数値が高いと指摘された場合、糖尿病やその予備軍である可能性があります。

HbA1cの基準値と危険ライン

HbA1cの基準値は以下の通りです。

  • 正常値:5.6%未満
  • 要注意(境界型):5.6〜6.4%
  • 糖尿病型:6.5%以上
  • 治療が必要:7.0%以上

HbA1cが6.0%を超えると、将来的に糖尿病を発症するリスクが高まります。

特に6.5%以上の場合は、すでに糖尿病と診断される可能性があり、早期の介入が必要です。

再生医療の相談タイミング

HbA1c 6.0%を超えた段階で、再生医療の相談を検討していいかと思います。

この段階であれば、膵臓の「β細胞」(インスリンを分泌する細胞)の機能低下が進む前に、幹細胞治療によってβ細胞の再生を促し、インスリン分泌能力を回復させる可能性があります。

HbA1cが7.0%を超えると、薬物治療が必要になるケースが多くなります。

しかし、再生医療を併用することで、薬の量を減らしたり、血糖コントロールを安定させたりする効果が期待できるのです。

HbA1c検査と糖尿病予防のイメージ

LDLコレステロール〜動脈硬化の引き金となる「悪玉」

LDLコレステロールは「悪玉コレステロール」とも呼ばれます。

血管壁に蓄積して動脈硬化を引き起こす原因となるのです。

動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる疾患のリスクが高まります。

LDLコレステロールの基準値と危険ライン

  • 正常値:120mg/dL未満
  • 境界域:120〜139mg/dL
  • 高LDLコレステロール血症:140mg/dL以上
  • 治療が必要:160mg/dL以上(リスク因子がある場合は140mg/dL以上)

LDLコレステロールが140mg/dLを超えると、動脈硬化のリスクが高まります。

特に、高血圧や糖尿病、喫煙習慣などのリスク因子を持つ方は、より低い数値でも治療が必要になることがあるのです。

再生医療の相談タイミング

LDL 140mg/dLを超えた段階で、再生医療の相談を検討しましょう。

幹細胞治療や幹細胞培養上清液(エクソソーム)治療は、血管内皮細胞の修復を促し、動脈硬化の進行を抑える効果が期待されています。

また、慢性炎症を抑制することで、LDLコレステロールの酸化を防ぎ、血管へのダメージを軽減します。

LDLが160mg/dLを超えている場合でも、薬物治療と併用することで、より効果的に動脈硬化の進行を抑えることが可能です。

再生医療は、単に数値を下げるだけでなく、血管そのものの健康を取り戻すアプローチとして注目されています。

CRP(C反応性タンパク)〜慢性炎症の指標

CRPは、体内の炎症の程度を示す指標です。

急性炎症(感染症など)だけでなく、慢性的な炎症も反映するため、生活習慣病や動脈硬化のリスク評価に用いられます。

CRPの基準値と危険ライン

  • 正常値:0.3mg/dL未満
  • 軽度上昇:0.3〜1.0mg/dL
  • 中等度上昇:1.0〜10.0mg/dL
  • 高度上昇:10.0mg/dL以上

CRPが0.3mg/dLを超えると、慢性炎症が起きている可能性があります。

慢性炎症は、動脈硬化、糖尿病、関節リウマチ、さらには認知症やがんのリスクを高めることが知られているのです。

再生医療の相談タイミング

CRP 0.3mg/dLを超えた段階で、再生医療の相談を検討することをおすすめします。

幹細胞治療は、強力な抗炎症作用を持ちます。

体内の慢性炎症を鎮める効果が期待されているのです。

特に、自己脂肪由来幹細胞や幹細胞培養上清液(エクソソーム)は、炎症性サイトカインの産生を抑制し、免疫バランスを整える働きがあります。

CRPが1.0mg/dLを超えている場合は、すでに何らかの慢性疾患が進行している可能性があります。

早急に医療機関を受診し、再生医療を含めた包括的な治療を検討すべきです。

慢性炎症と再生医療の関係を示すイメージ

腎機能(クレアチニン・eGFR)〜沈黙の臓器からのサイン

腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれます。

機能が低下しても自覚症状が現れにくいのが特徴です。

健康診断では、「クレアチニン値」や「eGFR」(推算糸球体濾過量)を確認することで、腎機能の状態を把握できます。

クレアチニン・eGFRの基準値と危険ライン

クレアチニン

  • 男性:0.65〜1.07mg/dL
  • 女性:0.46〜0.79mg/dL

eGFR

  • 正常:90mL/分/1.73㎡以上
  • 軽度低下:60〜89mL/分/1.73㎡
  • 中等度低下:30〜59mL/分/1.73㎡
  • 高度低下:15〜29mL/分/1.73㎡
  • 末期腎不全:15mL/分/1.73㎡未満

eGFRが60mL/分/1.73㎡を下回ると、慢性腎臓病(CKD)と診断されます。

腎機能は一度低下すると回復が難しいため、早期発見・早期介入が重要です。

再生医療の相談タイミング

eGFR 60〜89mL/分/1.73㎡の段階で、再生医療の相談を検討しましょう。

幹細胞治療は、腎臓の血流を改善し、腎細胞の再生を促す効果が報告されています。

特に、糖尿病性腎症や高血圧性腎硬化症など、生活習慣病に起因する腎機能低下に対して、再生医療が有効である可能性があるのです。

eGFRが60mL/分/1.73㎡を下回っている場合は、すでに慢性腎臓病の段階に入っています。

専門医の診察を受けるとともに、再生医療を含めた治療オプションを検討することが重要です。

尿酸値と痛風予防の健康管理イメージ

血圧〜サイレントキラーの警告サイン

高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれます。

自覚症状がないまま進行し、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めるのです。

血圧の基準値と危険ライン

  • 正常血圧:収縮期血圧120mmHg未満、拡張期血圧80mmHg未満
  • 正常高値血圧:収縮期血圧120〜129mmHg、拡張期血圧80mmHg未満
  • 高値血圧:収縮期血圧130〜139mmHg、拡張期血圧80〜89mmHg
  • Ⅰ度高血圧:収縮期血圧140〜159mmHg、拡張期血圧90〜99mmHg
  • Ⅱ度高血圧:収縮期血圧160〜179mmHg、拡張期血圧100〜109mmHg
  • Ⅲ度高血圧:収縮期血圧180mmHg以上、拡張期血圧110mmHg以上

収縮期血圧が130mmHg以上、または拡張期血圧が80mmHg以上の場合、高血圧のリスクが高まります。

再生医療の相談タイミング

収縮期血圧130〜139mmHg、拡張期血圧80〜89mmHgの段階で、再生医療の相談を検討しましょう。

幹細胞治療は、血管内皮細胞の機能を改善し、血管の柔軟性を回復させる効果が期待されています。

また、慢性炎症を抑制することで、動脈硬化の進行を抑え、血圧を正常化する可能性があるのです。

収縮期血圧が140mmHg以上の場合は、すでに高血圧と診断される段階です。

薬物治療と併用して再生医療を検討することが重要です。

再生医療を受ける前に知っておきたいポイント

再生医療は、従来の治療法では改善が難しかった疾患に対して、新たな希望をもたらす治療法です。

しかし、すべての患者様に同じ効果が得られるわけではありません。

再生医療の種類と特徴

当院では、以下の再生医療を提供しています。

  • 自己脂肪由来幹細胞治療:患者様ご自身の脂肪から採取した幹細胞を培養し、体内に戻す治療法です。拒絶反応のリスクが低く、安全性が高いのが特徴です。
  • 幹細胞培養上清液(エクソソーム)治療:幹細胞が分泌する成長因子やサイトカインを濃縮した液体を投与する治療法です。
  • PRP治療:患者様ご自身の血液から抽出した多血小板血漿を投与する治療法です。組織修復を促進します。

再生医療の安全性と副作用

自家幹細胞を使用する場合、拒絶反応の報告はほぼありません。

投与後の一過性の微熱・倦怠感・注入部の違和感が主体で、重篤な合併症は稀です。

無菌管理・適切な選別・培養が行われる施設を選ぶことが重要です。

再生医療の相談を受ける日本人患者

よくある質問(FAQ)

Q1. 健康診断の数値が少し高いだけでも再生医療を受けるべきですか?

A. 数値が少し高い段階(境界域)であれば、生活習慣の改善で正常化できる場合もあります。しかし、数値が徐々に上昇している場合や、複数の項目で異常が見られる場合は、早期に再生医療を検討することで、将来的な合併症を予防できる可能性があります。

Q2. 再生医療は保険適用されますか?

A. 現在、多くの再生医療は自由診療となります。ただし、医療費控除の対象となる場合がありますので、詳しくは当院にお問い合わせください。

Q3. 再生医療の効果はどのくらい持続しますか?

A. 個人差はありますが、多くの方で1年以上効果が持続しています。必要に応じて追加投与も可能です。

Q4. 高齢でも再生医療を受けられますか?

A. 全身状態が安定していれば高齢者でも実施可能です。加齢で低下した再生力を補う目的で選択されることも増えています。

Q5. 薬物療法と併用できますか?

A. 可能です。再生医療は「再生環境を整える」治療のため、薬物療法や生活習慣改善と組み合わせると相乗効果が期待できます。

まとめ〜健康診断の数値は「未来の健康」を映す鏡

健康診断の数値は、単なる「今の状態」を示すだけではありません。

「将来の健康リスク」を予測する重要な指標なのです。

HbA1c、LDLコレステロール、CRP、腎機能、尿酸値、血圧・・・これらの数値が基準値を少し超えた段階で、適切な対策を講じることが、将来的な合併症を防ぐ鍵となります。

再生医療は、従来の薬物治療では改善が難しかった疾患に対して、体の根本的な修復力を引き出す新しいアプローチです。

早期に介入することで、病気の進行を抑えるだけでなく、健康な状態を取り戻す可能性があります。

「もう手術しかない」「薬を飲み続けるしかない」とあきらめる前に、再生医療という新しい選択肢をぜひ知っていただければと思います。

当院では、患者様一人ひとりの症状や生活背景に合わせた最適な再生医療をご提案し、健康な毎日を取り戻すお手伝いをしています。

健康診断の数値が気になる方、再生医療について詳しく知りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

大阪・心斎橋の再生医療クリニック「CELL GRAND CLINIC」は、再生医療等安全性確保法に基づき、厚生労働省へ第二種・三種の再生医療等提供計画を届出し、特定認定再生医療等委員会の審査を経たうえで治療を提供する医療機関です(計画番号:PB5240089ほか/PC5250007ほか)。

当院では幹細胞治療を中心に、PRP・エクソソーム(幹細胞培養上清液)・線維芽細胞・NK細胞治療など幅広い再生医療に対応し、症状・既往歴・生活背景をふまえた個別の治療プランをご提案します。幹細胞再生治療では、投与日に合わせた培養と品質管理(生存率・表面抗原の確認等)を重視し、細胞品質の「見える化」に取り組んでいます。

治療の適応、期待できる効果と限界、リスク、費用はカウンセリングで丁寧にご説明します。詳しくはCELL GRAND CLINIC公式サイトをご覧ください。

※本コラムは一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を代替するものではありません。治療の適応や内容は、診察・検査結果等を踏まえて医師が判断します。

                           

【著者情報】

若林雄一                                    

若林 雄一

                                   

セルグランクリニック 院長/医学博士

                                   

【専門分野】
再生医療 幹細胞治療 坑加齢医療 予防医療 美容エイジングケア

【所属学会・資格】
アメリカ再生医療学会専門医 日本坑加齢医学会専門医 放射線診断専門医  核医学専門医 日本再生医療学会員 日本認知症学会員 他                                        

【略歴】                                        
神戸大学医学部卒業、神戸大学大学院修了(医学博士)。近畿大学医学部での臨床・教育経験を経て、米国国立衛生研究所(NIH)にて研究に従事。 神経疾患領域の研究を背景に、再生医療・抗加齢医療・予防医療を専門とする。 Pfizer社との共同研究による「PDE4Bに特異的なPET薬剤の世界初のヒト使用(First-in-human)」を第一著者として報告するなど、国際誌に多数の業績を有する。 科学的根拠と安全性・品質管理を重視し、患者一人ひとりの「健康寿命」を延ばす医療を目指している。