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COLUMN
2026.01.27
コラム

【2026年最新】AGA・FAGAは薬に頼らず治せる?再生医療による最新の薄毛治療を医師が解説|大阪心斎橋

1. AGA・FAGAとは?薬だけでは解決できない理由

「最近、髪のボリュームが減ってきた…」 「抜け毛が増えて、生え際が気になる…」

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

AGA(男性型脱毛症) は、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が毛根に作用し、ヘアサイクルを乱すことで起こる進行性の脱毛症です。日本人男性の約3人に1人が悩んでいるとも言われています。

一方、FAGA(女性型脱毛症) は、加齢やホルモンバランスの乱れ、ストレスなど複合的な要因で、髪全体が細く・弱くなっていく症状です。

従来のAGA治療は内服薬(フィナステリド、デュタステリド)や外用薬(ミノキシジル)が主流でしたが、「薬を飲み続けることへの不安」「副作用が心配」「効果に限界を感じる」 という声も少なくありません。

そこで注目されているのが、「再生医療」 という新しいアプローチです。

2. 従来のAGA治療薬の問題点と限界

2-1. 内服薬(フィナステリド・デュタステリド)の課題

薬剤名作用機序主な副作用
フィナステリド(プロペシア)5αリダクターゼⅡ型を阻害しDHT生成を抑制性欲減退、勃起不全、肝機能障害(まれ)
デュタステリド(ザガーロ)5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型を阻害フィナステリドより副作用リスクがやや高い傾向

これらの薬は AGAの進行を抑える「守り」の治療 として有効ですが、以下の課題があります:

  • 継続的な服用が必要(中止すると半年〜1年で元に戻る可能性)
  • 副作用への不安(性機能障害、肝機能への影響など)
  • 女性は使用不可(妊娠中は特に禁忌)
  • 発毛効果には個人差が大きい

2-2. 外用薬(ミノキシジル)の課題

ミノキシジルは血管拡張作用により頭皮の血流を改善し、発毛を促す薬です。

  • 毎日の塗布が必要(継続しないと効果が維持できない)
  • 頭皮のかゆみ・かぶれが起こる場合がある
  • 内服の場合、全身多毛・動悸・むくみのリスク

2-3. 薬物治療の本質的な限界

薬物治療は「AGAの進行を抑える」ことが主目的であり、「毛母細胞を根本から活性化する」治療ではありません。

つまり、薬だけでは 「休眠した毛根を目覚めさせる」「弱った細胞を再生する」 という根本的なアプローチには限界があるのです。

また、「一生薬を飲み続けること」への心理的・肉体的ハードルは、決して低くありません。

3. 科学が証明する「再生医療」の発毛メカニズム

ここで登場するのが、再生医療です。再生医療のアプローチは、薬とは全く異なります。

「細胞そのもの」を元気にする

再生医療(幹細胞治療やエクソソーム治療)は、DHTをブロックするのではなく、弱ってしまった「毛包幹細胞」や「毛母細胞」に直接働きかけ、細胞分裂を活性化させる治療です。

たとえDHT(脱毛指令)が存在しても、それを上回る強力な「発毛指令(成長因子)」を届けることで、髪を強制的に成長期へと導きます。

鍵を握る「パラクライン効果」

幹細胞を頭皮に投与すると、その細胞からサイトカイン成長因子(Growth Factors)と呼ばれるタンパク質や細胞間のメッセージ物質であるエクソソームが大量に放出されます。これをパラクライン効果と呼びます。

  • VEGF(血管内皮成長因子):頭皮の血管を新生し、毛根への栄養供給ルートを確保する。
  • HGF(肝細胞増殖因子):休止期の毛包を成長期へ移行させる。
  • IGF-1(インスリン様成長因子):毛母細胞の分裂を促進し、太く強い髪を作る。

つまり、再生医療は「守り」ではなく、細胞の力そのものを高める「攻め」の治療なのです。

再生医療のメリット

メリット詳細
根本的なアプローチ毛母細胞・毛包幹細胞を直接活性化
副作用リスクが低い自己由来成分を使用する治療は拒絶反応が少ない
男女問わず適応可能FAGAにも有効
薬との併用で相乗効果必要に応じて薬物治療と組み合わせ可能
科学が証明する「再生医療」の発毛メカニズム

ここで登場するのが、再生医療です。再生医療のアプローチは、薬とは全く異なります。

幹細胞治療について詳しく知りたい方はこちら

4. 「薬に頼らない」毛髪再生治療メニュー(幹細胞・エクソソーム・PRP)

セルグランクリニックでは、患者様の状態やご希望に合わせて、厚生労働省に認可された正規の再生医療を提供しています。

① 自己脂肪由来幹細胞治療(ASC治療)

【厚生労働省 第2種再生医療提供計画番号:PB5250047】

当院のフラッグシップ治療です。患者様ご自身の腹部などからパチンコ玉程度の脂肪を採取し、提携の細胞加工施設(CPC)で培養。最大2億個にまで増殖させた「生きた幹細胞」を頭皮に直接投与します。

  • 特徴自分自身の細胞を使うため、拒絶反応やアレルギーのリスクが限りなく低いです。幹細胞が頭皮に定着し、長期間にわたって成長因子やエクソソームを放出し続けるため、持続的な効果が期待できます。
  • 適応:重度の薄毛、薬が効かなかった方、根本的な若返りを望む方。

② エクソソーム(幹細胞培養上清液)治療

【細胞フリー治療】

幹細胞を培養する過程で、細胞から分泌される「上澄み液(上清液)」には、細胞そのものは含まれませんが、幹細胞が放出した数百種類の成長因子と、細胞間のメッセージ物質である「エクソソーム」が濃縮されています。

  • 特徴:脂肪採取の手術が不要で、手軽に受けられます。エクソソームに含まれるマイクロRNA(miRNA)が、老化した毛包細胞に入り込み、遺伝子レベルで「再活性化」のスイッチを押します。
  • 最新エビデンス:2024年のシステマティックレビューにおいても、エクソソーム療法は高い安全性と発毛効果(毛髪密度の増加)が報告されています。

③ PRP(多血小板血漿)療法

【厚生労働省 第3種再生医療提供計画番号:PC5250007】

ご自身の血液を採取し、遠心分離機にかけて「血小板」を濃縮した液体(PRP)を作成、頭皮に注入します。血小板には傷を治す成分が含まれており、これが頭皮の組織修復と育毛を促します。

「薬に頼らない」毛髪再生治療メニュー(幹細胞・エクソソーム・PRP)

AGA/FAGAに対する再生医療について詳しく知りたい方はこちら

5. 【徹底比較】投薬治療 vs 再生医療

患者様が最適な選択をできるよう、既存の薬物療法と当院の再生医療を比較しました。

項目一般的な投薬治療(薬)再生医療
主な成分フィナステリド、ミノキシジル等の化学合成物質自己幹細胞、エクソソーム、自己血液(PRP)
作用メカニズムホルモンの抑制、血管の強制拡張細胞の修復・再生、成長因子の供給
副作用リスク中〜高(性機能障害、動悸、多毛、肝機能低下など)極めて低い(自身の細胞や成分を使用するため。注入部の軽度の痛み・内出血程度)
妊娠・妊活女性は禁忌の場合が多い。男性も精子への影響懸念あり影響なし(ホルモンバランスを操作しないため、将来の妊娠にも安心)
治療頻度毎日(飲み忘れると効果減)月1回程度の来院治療数回(コースによる)
効果の持続性やめると直ちにリバウンドする細胞・組織が修復されるため、比較的長く効果が持続しやすい(メンテナンスは推奨)
【徹底比較】投薬治療 vs 再生医療

6. こんな方に再生医療がおすすめ

以下に一つでも当てはまる方は、再生医療による治療をご検討ください。

☑️ 根本的な発毛を目指したい方

☑️ 薬の副作用が心配で、AGA治療に踏み出せない方

☑️ 長期的に薬を飲み続けることに抵抗がある方

☑️ 現在の薬物治療で効果に限界を感じている

☑️ 女性の薄毛(FAGA) でお悩みの方

☑️ 妊活中・妊娠予定があり、薬が使えない方

7. 治療の流れ

Step 1:無料カウンセリング・診察

薄毛の原因や進行度を診断し、最適な治療プランをご提案します。

Step 2:治療開始

選択された治療法に応じて、注入治療や採血・脂肪採取を行います。

Step 3:経過観察・メンテナンス

定期的に経過を確認し、必要に応じて追加治療を行います。

当院では、バルジ領域(毛包幹細胞が存在する深さ1.5mm)を的確にターゲットにした注入が可能です。笑気麻酔も完備しており、痛みが心配な方も安心して治療を受けられます。

8. よくある質問(Q&A)

Q1. 完全に薬を止めることは可能ですか?

A. 可能です。実際に多くの患者様が、再生医療をメインに切り替えることで断薬に成功しています。ただし、急に薬を止めるとリバウンドのリスクがあるため、再生医療で頭皮の力を底上げしながら、徐々に薬を減らしていく「減薬プログラム」を推奨する場合もございます。医師と相談しながら最適なプランを決めましょう。

Q2. 痛みはありますか?

A. 頭皮への注入には極細の針や、導入機器を使用するため、痛みは最小限に抑えられています。「チクッとする程度」とおっしゃる方が大半です。痛みに敏感な方には、麻酔クリームや笑気麻酔などの対策も万全に行いますのでご安心ください。

Q3. 女性の薄毛(FAGA)にも効果はありますか?

A. はい、非常に効果的です。女性の薄毛はホルモンバランスの乱れや加齢による細胞活性の低下が主な原因であり、再生医療の「細胞活性化」アプローチが最も得意とする分野です。妊娠への影響を心配する必要がないため、多くの女性患者様に選ばれています。

Q4. 費用はどのくらいかかりますか?

A. 再生医療は自由診療となるため、保険適用外です。治療内容(PRP、エクソソーム、幹細胞)や回数によって異なりますが、安全性と確実な効果担保のため、安価なサロンや未認可クリニックとは異なる価格設定となっております。初診時に明確なお見積もりを提示し、ご納得いただいてから治療を開始します。無理な勧誘は一切いたしません。

9. 結論:あなたの髪と健康を守るために

「髪を生やすか、健康を取るか」という二者択一の時代は終わりました。

ご自身の細胞の力を利用する再生医療なら、副作用の不安なく、力強い髪を取り戻すことが可能です。

もしあなたが、

  • 薬の副作用に不安を感じている
  • これまでの治療で効果がなかった
  • 本物の医学的根拠に基づいた治療を受けたい

そうお考えなら、ぜひ一度、セルグランクリニックのカウンセリングにお越しください。

院長と専門スタッフが、あなたの悩みに真摯に向き合い、最適な解決策をご提案します。


引用文献 (References)

  1. Rosenthal A, et al. Management of androgenic alopecia: a systematic review of the literature. J Cosmet Laser Ther. 2024 Jun 9:1-16.
  2. Ersan M, et al. Effectiveness of Exosome Treatment in Androgenetic Alopecia: Outcomes of a Prospective Study. Aesthetic Plast Surg. 2024 Aug 22;48(21):4262-4271.
  3. Japanese Dermatological Association. Guidelines for the diagnosis and treatment of male and female pattern hair loss. J Dermatol. 2017;44(9):977-999.
                           

【著者情報】

若林雄一                                    

若林 雄一

                                   

セルグランクリニック 院長/医学博士

                                   

【専門分野】
再生医療 幹細胞治療 坑加齢医療 予防医療 美容エイジングケア

【所属学会・資格】
アメリカ再生医療学会専門医 日本坑加齢医学会専門医 放射線診断専門医  核医学専門医 日本再生医療学会員 日本認知症学会員 他                                        

【略歴】                                        
神戸大学医学部卒業、神戸大学大学院修了(医学博士)。近畿大学医学部での臨床・教育経験を経て、米国国立衛生研究所(NIH)にて研究に従事。 神経疾患領域の研究を背景に、再生医療・抗加齢医療・予防医療を専門とする。 Pfizer社との共同研究による「PDE4Bに特異的なPET薬剤の世界初のヒト使用(First-in-human)」を第一著者として報告するなど、国際誌に多数の業績を有する。 科学的根拠と安全性・品質管理を重視し、患者一人ひとりの「健康寿命」を延ばす医療を目指している。