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COLUMN
2026.02.21
コラム

エクソソーム×膝関節治療の効果を医師が解説|変形性膝関節症の再生医療4種を徹底比較【2026年最新】

こんなお悩みはありませんか?

  • 「階段の上り下りで膝がズキズキ痛む」
  • 「膝に水がたまり、定期的に整形外科で抜いている」
  • 「正座やあぐらができなくなった」
  • 「ヒアルロン酸注射を続けているが効果が薄くなってきた」
  • 「人工関節手術をすすめられたが、できれば避けたい」

これらの症状でお悩みの方に、いま注目されているのがエクソソーム治療をはじめとする「切らない膝の再生医療」です。

変形性膝関節症の患者数は日本国内で推定約1,000万人。特に60歳以上の女性では60〜80%が発症するとされ、膝の痛みは多くの方にとって深刻な問題です。従来の治療では、痛み止めやヒアルロン酸注射などの保存療法と、人工関節置換術などの手術の「二択」しかなく、その中間に位置する治療選択肢が長らく不足していました。

しかし近年、自分自身の細胞や血液を利用して膝関節の自己修復力を引き出す「再生医療」が急速に進歩しています。入院もメスも不要な注射治療で、膝軟骨のすり減りや炎症を改善できる可能性が開けてきました。

本記事では、幹細胞治療累計3,000件以上の実績を持つセルグランクリニック院長・若林雄一(医学博士)が、再生医療による膝治療の代表的な4つの方法(自己脂肪由来幹細胞治療・エクソソーム治療・PRP治療・APS治療)について、最新のエビデンスをもとに徹底比較します。

「どの治療が自分に合うのか」「本当に効果があるのか」「費用はいくらか」——この記事を読めば、これらの疑問がすべて解消されるはずです。

>> まずは相談から — WEB予約はこちら

「切らない膝の再生医療」ー幹細胞治療、エクソソーム治療、PRP治療、APS治療

1. そもそも「膝の再生医療」とは?なぜ注目されているのか

膝軟骨はなぜ自然に治らないのか

膝関節の軟骨には血管がありません。骨折が自然にくっつくのは、血液に含まれる修復細胞や栄養が届くからですが、軟骨にはその仕組みがないのです。そのため、一度すり減った膝軟骨は自然には再生しません。これが変形性膝関節症の治療を難しくしている最大の原因です。

再生医療が「第3の選択肢」として登場

従来の膝治療は、大きく分けて以下の2つでした。

  • 保存療法(痛み止め、ヒアルロン酸注射、リハビリ)→ 根本治療ではなく対症療法
  • 手術療法(人工関節置換術、骨切り術)→ 入院が必要、身体的負担が大きい

再生医療は、この2つの間を埋める「第3の選択肢」です。自分自身の細胞や血液に含まれる修復成分を膝関節に注入することで、体が本来持っている自己治癒力を引き出し、軟骨の保護・炎症の抑制・痛みの軽減を目指します。

関連ページ: 当院の膝関節症治療について詳しくはこちら

2. 変形性膝関節症の進行度と治療選択の目安(KL分類)

治療法を選ぶうえで、ご自身の膝がどの程度進行しているかを知ることが大切です。変形性膝関節症の進行度は、レントゲン所見に基づくKellgren-Lawrence(KL)分類で評価されます。

KL分類状態症状の目安推奨される再生医療
グレード1(初期)軽度の骨棘形成、軟骨がわずかに減少動き始めに軽い痛みPRP治療、エクソソーム
グレード2(軽度〜中等度)骨棘が明確、関節裂隙がやや狭い歩行時・階段で痛み、膝に水がたまることもエクソソーム、PRP、APS、幹細胞治療
グレード3(中等度〜進行期)軟骨が大幅に減少、骨棘が大きい正座困難、膝が腫れる、歩行に支障幹細胞治療、エクソソーム
グレード4(末期)軟骨がほぼ消失、骨同士が接触安静時も痛む、O脚変形人工関節手術の検討

ポイント: 再生医療はKLグレード1〜3(軟骨がまだ残っている段階)で最も効果を発揮します。グレード4では効果が限定的なため、できるだけ早い段階でのご相談をおすすめします。

関連ページ: セルグランクリニックの膝関節症治療

3. エクソソーム(幹細胞上清液)治療 — 最も負担の少ない最新治療

エクソソームとは何か?

エクソソームとは、幹細胞が分泌するナノサイズ(50〜150nm)の細胞外小胞で、細胞間の情報伝達を担う「メッセンジャー」のような役割を果たす物質です。このエクソソームが豊富に含まれる「幹細胞培養上清液」を膝関節内に注射することで、以下の効果が期待できます。

  • 抗炎症作用: 関節内の炎症を鎮め、痛みや腫れを軽減
  • 組織修復促進: 軟骨細胞の代謝を正常化し、軟骨の変性を抑制
  • 免疫調節作用: 滑膜炎を抑制し、関節環境を整える

わかりやすく例えると、「幹細胞そのもの」ではなく「幹細胞が作り出した栄養たっぷりのスープ」を患部に届けるイメージです。

エクソソームの特徴

エクソソーム膝治療のエビデンス(最新研究)

エクソソーム治療はまだ新しい分野ですが、有望な研究結果が蓄積されています。

  • 米国パイロット試験: 骨髄由来MSCの培養上清(ExoFlo)を膝に2mL注射したところ、6か月後に痛みが有意に軽減し関節機能が改善(安全性も確認済み)
  • 動物実験研究(2020年 Stem Cell Res Ther): 変形性関節症ラットにエクソソーム投与し、膝関節の軟骨損傷が保護され、疼痛緩和効果を確認
  • 湘南鎌倉総合病院(2025年〜): 臍帯間葉系幹細胞由来のエクソソームを用いた国内初の特定臨床研究を開始。安全性・有効性の検証が進行中
  • レビュー論文(2024年 Front Bioeng Biotechnol): MSC由来エクソソームは軟骨修復を促進し、滑膜炎を抑制し、骨のリモデリングを調節することで関節を保護する可能性が示唆

エクソソーム治療はまだ大規模な臨床試験は限られていますが、国内外で臨床研究が進行中であり、今後さらにエビデンスが蓄積されることが期待されています。

こんな方にエクソソーム膝治療がおすすめ

  • 身体的負担を最小限にしたい方
  • 高齢で手術リスクが高い方
  • ヒアルロン酸注射の効果が薄くなってきた方
  • 膝に水がたまり、繰り返し水を抜いている方
  • 仕事が忙しく、長期の休みが取れない方
  • 初期〜中期(KL1〜3)の変形性膝関節症の方

メリットとデメリット

メリット:

  • 細胞採取が不要で、注射のみの最小限の侵襲
  • 治療当日に完了し、日帰り可能
  • 注射後の腫れや痛みが比較的少ない
  • 高齢の方でもトライしやすい
  • 他の治療との併用も可能

デメリット:

  • 保険適用外の自由診療(費用は1回あたり数万円〜十数万円、回数により総額数十万円)
  • 複数回の治療が必要な場合がある(月1回×3回が目安)
  • 大規模臨床データがまだ限られている
  • 培養ロットごとの品質のばらつきがある可能性 → 製造管理と品質保証が確かなクリニック選びが重要

関連ページ: 当院のエクソソーム治療について詳しくはこちら

4. 自己脂肪由来幹細胞治療 — 根本治療を目指す再生医療の本命

幹細胞治療とは?

自己脂肪由来幹細胞治療は、ご自身のお腹や太ももから少量(パチンコ玉程度)の脂肪を採取し、そこに含まれる間葉系幹細胞(MSC)を専用の培養施設で数千万〜数億個に増殖させてから、膝関節内に注入する治療です。

幹細胞は「体を作るタネ」のような細胞で、軟骨や骨などさまざまな組織に分化する能力を持っています。注入された幹細胞は傷んだ軟骨組織に集まり(ホーミング効果)、炎症を抑える物質や成長因子を分泌して組織の修復を促します(パラクライン効果)。

わかりやすく言うと、痛んだ芝生に新しい種をまき、同時に水や肥料(成長因子)を与えて再生させるようなイメージです。

この治療は細胞を培養して投与するというのが最大の特徴です。他の治療では培養はありません。

幹細胞治療の仕組み

幹細胞治療のエビデンス

  • 2025年メタ分析(Stem Cell Res Ther): 複数の臨床試験をまとめた解析で、MSC注射を受けたグループは治療6か月後・12か月後の膝痛や機能スコア(WOMAC、VAS、KOOS)が有意に改善。特に脂肪由来幹細胞を高用量で用いた群で効果が大きく、安全性も対照群と同等
  • 痛みの改善効果は年単位で持続する可能性
  • 画像検査では軟骨の進行抑制や骨の変化改善が示唆された報告も

こんな方に幹細胞治療がおすすめ

  • 中等度(KL2〜3)の変形性膝関節症で、保存療法では効果不十分な方
  • 人工関節手術は避けたい40〜70代の方
  • 「根本的に膝を良くしたい」という強い希望がある方
  • 長期的な効果を期待したい方
  • 軟骨再生の可能性を求めている方

メリットとデメリット

メリット:

  • 自分の細胞を使うため拒絶反応がなく安全性が高い
  • 軟骨修復・炎症抑制という根本治療の可能性
  • 効果が年単位で持続する症例も
  • 注射後は基本的に当日帰宅可能

デメリット:

  • 保険適用外の自由診療(費用は150万円前後)
  • 脂肪採取のために局所麻酔下の小手術が必要
  • 培養に約3〜6週間かかるため、治療開始まで時間がある
  • 効果が出るまで数週間〜数か月かかる
  • 2回目以降の注射後に一時的な腫れ・痛みの可能性

関連ページ: 当院の幹細胞再生治療について詳しくはこちら

5. PRP治療 — 自分の血液で膝を治す手軽な選択肢

仕組み

PRP(多血小板血漿)治療は、ご自身の血液(20〜30cc程度)を採取し、遠心分離器で血小板を濃縮したものを膝関節内に注射する治療です。血小板には傷を治す成長因子が豊富に含まれており、これを患部に集中投与することで自己治癒力を高めます。

メジャーリーグの大谷翔平選手やゴルフのタイガー・ウッズ選手がPRP治療を受けたことでも広く知られるようになりました。

PRP治療 — 自分の血液で膝を治す手軽な選択肢

PRPのエビデンス

PRPは膝の再生医療の中で最も多くの研究がなされています。

  • 肯定的なデータ: 複数のメタ分析で、PRP注射群は対照群と比べて膝の痛み(VAS)や機能スコア(KOOS、WOMAC)が有意に改善。ヒアルロン酸注射より効果が長く持続する傾向
  • 否定的なデータ: 2021年のRESTORE試験(約300例)では、PRPとプラセボ(生理食塩水)で1年後の痛みに統計的有意差なし

つまり、PRPの有効性については肯定的な結果と否定的な結果が混在しています。軽度〜中等度の膝OAに対しては多くの患者で痛みが和らぐ一方、効果の大きさには個人差があるというのが現時点での評価です。

こんな方にPRP治療がおすすめ

  • 軽度〜中等度(KL1〜2)の膝痛の方
  • スポーツによる膝の故障を早く治したい方
  • まず手軽に再生医療を試してみたい方
  • 費用を抑えたい方

メリットとデメリット

メリット:

  • 自分の血液を使うため安全性が高い
  • 処置時間が短い(30分程度)、日帰り可能
  • 再生医療の中では最も費用が低い
  • 効果の持続は3ヶ月程度

デメリット:

  • 保険適用外(1回あたり3〜15万円程度)
  • 複数回の注射が必要な場合が多い
  • 重度の関節症には効果が限定的
  • 注射後の一時的な腫れ・痛みの可能性

関連ページ: 当院のPRP治療について詳しくはこちら

6. APS治療 — 炎症を強力に抑える自己タンパク質療法

仕組み

APS(自己タンパク質溶液)治療は、PRPの進化版ともいえる治療法です。ご自身の血液から、炎症を抑える抗炎症タンパク質(IL-1受容体拮抗剤、可溶性TNF受容体など)を高濃度に抽出した溶液を膝関節に注射します。いわば「炎症の火消し役」を自分の血液から作り出して注入する治療です。

APSのエビデンス

  • 2018年RCT: 単回のAPS注射から12か月後の膝痛スコア改善率がAPS群65%、プラセボ群41%でAPS群が有意に上回る
  • 長期追跡: 1回の注射で3年後まで効果が持続した症例の報告あり
  • しかし2024年の比較試験: APS群とプラセボ群で1年後の症状スコアに差がなく、痛みの指標ではAPS群がやや悪化という報告も

APSについても現時点では賛否両論あり、「効く人には効くが確実ではない」というのが率直な評価です。
※個人的には中途半端な印象があり、当院では現時点では採用していません。

こんな方にAPS治療がおすすめ

  • 膝の炎症(腫れ・熱感)が強い方
  • PRP治療では効果不十分だった方
  • できるだけ少ない回数で効果を得たい方
  • 中等度(KL2〜3)の変形性膝関節症の方

メリットとデメリット

メリット:

  • 1回の注射で比較的長期の効果が期待できる
  • 日帰り治療で完了
  • 炎症を強力に抑える作用

デメリット:

  • 保険適用外(1回数十万円程度)
  • 国内での専用キット承認が限定的
  • 最新研究では効果に疑問も
  • 採血量がPRPより多い

7.【比較表】4つの治療法を一目で比較

項目エクソソーム幹細胞治療PRPAPS
主な作用抗炎症・修復促進軟骨修復・抗炎症成長因子による修復抗炎症タンパク質
推奨KL分類1〜32〜31〜22〜3
細胞採取不要脂肪吸引(少量)採血のみ採血のみ
施術時間約15分約30分(注射時)約30分約60分
効果発現数週間〜1ヶ月数週間〜数ヶ月1〜2週間1〜2週間
効果持続数ヶ月(要複数回)1〜2年以上半年1年
入院不要不要不要不要
費用目安10〜30万円/回150万円3〜15万円/回30〜50万円
エビデンス発展途上(有望)強いエビデンス最も豊富混在
当院の対応✅ 対応✅ 対応✅ 対応なし

当院の詳しい費用は費用一覧ページ

8. あなたに最適な治療の選び方フローチャート

ステップ1: まずは膝の進行度を確認

  • レントゲンやMRI検査でKL分類を診断してもらいましょう

ステップ2: 治療目的を明確にする

  • 「とにかく痛みを早く和らげたい」→ エクソソーム治療
  • 「根本から膝を治したい」→ 幹細胞治療
  • 「炎症が強くて腫れている」→ APS治療 or エクソソーム治療
  • 「身体への負担を最小限にしたい」→ PRP治療orエクソソーム治療

ステップ3: 予算と通院回数を考慮

  • 予算を抑えたい → PRP またはエクソソーム → APS → 幹細胞治療
  • 通院回数を減らしたい → 幹細胞治療(原則1〜2回) > APS(1回) > PRP(3回) > エクソソーム(3回)

迷ったら: 当院では患者さまの膝の状態を丁寧に診察し、最適な治療プランを一緒に考えます。

>> カウンセリングで最適な治療を相談する

9. セルグランクリニックの膝再生医療が選ばれる5つの理由

理由①:厚生労働省届出済み — 13の再生医療プロトコル

当院は再生医療等安全性確保法に基づき、第二種・第三種の再生医療等提供計画を厚生労働省へ届出済み(計画番号:PB5240089ほか)。13種類の治療プロトコルを国の審査を経て提供しており、安全性と法令遵守を徹底しています。

厚生労働省認可の第二種再生医療等提供計画(膝関節症に対する幹細胞治療とPRP治療)

理由②:幹細胞治療 累計3,000件以上の実績

院長の若林雄一は、変形性膝関節症をはじめとする幹細胞治療を累計3,000件以上実施。豊富な臨床経験に基づいた的確な診断と治療プランのご提案が可能です。

理由③:98%の細胞生存率 — 提携培養施設の高品質

当院が提携する厚生労働省認可の培養施設では、厳格な品質管理のもとで幹細胞を培養しています。細胞生存率98%という高い品質を維持しており、治療効果の最大化に貢献しています。

セルグランクリニックの幹細胞治療の6つの特徴

理由④:院長は医学博士・NIH研究経験者

院長の若林雄一は神戸大学医学部卒業、同大学院で医学博士号取得後、米国国立衛生研究所(NIH)で研究に従事。アメリカ再生医療学会(AARM)専門医、日本抗加齢医学会専門医の資格を持ち、国際学術誌に多数の論文を発表しています。

理由⑤:大阪・心斎橋の好アクセス

御堂筋線 心斎橋駅7番出口から徒歩5分、なんば駅25番出口から徒歩5分。関西圏はもちろん、新幹線でのアクセスも便利な立地です。

関連ページ: 当院について(医師紹介・設備紹介)

10. 治療の流れ(初診〜治療〜アフターフォロー)

STEP 1:ご予約・初診(約60分)

問診・お持ちのレントゲン検査やMRI検査・触診で膝の状態を詳しく評価します。患者さまの症状やご希望をじっくりお伺いした上で、最適な治療プランをご提案します。

STEP 2:治療法の決定・同意

治療内容・費用・期待できる効果・リスクについて十分にご説明し、ご納得いただいてから治療を開始します。

STEP 3:治療の実施

  • エクソソーム: 来院当日に膝関節への注射(約15分)
  • 幹細胞治療: 初回に脂肪採取 → 7週間の培養期間 → 2回目来院で膝関節への注射
  • PRP: 来院当日に採血→遠心分離→注射(約30分)

STEP 4:経過観察・フォローアップ

治療後は定期的に経過を確認します。必要に応じて追加治療のご提案や、リハビリテーション指導を行います。

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11. 一般的な各治療の費用の目安

治療法費用目安(税込)回数目安
エクソソーム(幹細胞上清液)関節注射1回 10〜30万円3回
自己脂肪由来幹細胞治療150万円~(投与個数による)1回
PRP治療1回 3〜15万円3回
APS治療1回 30〜50万円1回

注意点としてはエクソソーム治療と幹細胞治療は値段の幅がとても大きいということがあります。
これらはステーキで高いステーキや安いステーキがあるのと同じく、細胞の処理技術によって品質とそれに付随する価格が大きく変わります。

※上記は目安です。正確な費用は診察の上でお伝えします。 ※再生医療は保険適用外の自由診療です。 ※各種お支払い方法に対応しています。

詳しい費用は: 費用一覧ページをご確認ください。

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専門スタッフが丁寧にお答えします。LINEなら24時間受付中。

電話受付:10:00〜19:00(水曜・日曜定休)

12. よくある質問(FAQ)

膝の再生医療は痛いですか?

膝関節への注射は通常のヒアルロン酸注射と同程度です。脂肪採取を伴う幹細胞治療でも局所麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんどありません。

エクソソーム治療と幹細胞治療、どちらが効果的ですか?

一般的に、幹細胞治療の方が「細胞そのもの」を投与するため根本的な修復効果が期待できます。一方、エクソソーム治療は身体的負担が最小限で手軽に受けられます。膝の進行度やご希望に応じて最適な治療をご提案します。

何回治療を受ければ効果が出ますか?

治療法によって異なります。幹細胞治療は原則1〜2回、エクソソームは3回の治療サイクルが目安です。PRPは3回が一般的です。

治療効果はどれくらい持続しますか?

個人差がありますが、幹細胞治療では1〜2年以上の効果持続や根治が報告されています。エクソソーム治療は1回あたり数か月程度で、複数回治療により持続期間の延長が期待できます。

仕事を休む必要はありますか?

いずれの治療も日帰りで受けられます。エクソソームやPRP治療では治療翌日からデスクワーク可能です。幹細胞治療の脂肪採取後も翌日から通常生活に戻れます。

膝軟骨は再生医療で完全に再生しますか?

現在の再生医療で、すり減った軟骨を完全に元通りにすることは難しいのが現状です。ただし、軟骨の進行抑制・痛みの軽減・関節機能の改善は多くの方で実感いただいています。特に幹細胞治療では、初期〜中期段階では軟骨の一部再生が示唆された報告もあります。

膝に水がたまっていても治療できますか?

はい、治療可能です。どの治療の前にも水を抜いてから治療します。どの治療も炎症を抑える作用があるため、膝の水たまり(関節水腫)の改善にも効果が期待できます。

PRP治療は「効果なし」という話も聞きますが?

2021年のRESTORE試験ではプラセボとの有意差がなかったという結果もありますが、他の多くの研究では有効性が示されています。効果には個人差があり、膝の進行度やPRPの濃度によっても異なります。当院では適応を十分に見極めた上で治療をご提案します。

エクソソーム治療とPRP治療の違いは?

PRPは患者さまご自身の血液から血小板を濃縮したもの、エクソソームは他者の幹細胞培養液に含まれる有効成分です。PRPは主に成長因子による修復促進、エクソソームは情報伝達物質による細胞レベルでの修復シグナルの送達という違いがあります。

保険適用の膝再生医療はありますか?

2026年1月より、自家培養軟骨移植術が変形性膝関節症にも保険適用となりました。ただし手術(入院)を伴う治療です。注射で完了する幹細胞治療・エクソソーム・PRP・APSは現時点で保険適用外の自由診療です。

何歳くらいまで治療を受けられますか?

明確な年齢制限はありません。40〜70代の方が中心ですが、80代で治療を受けられる方もいらっしゃいます。エクソソーム治療は特に高齢の方にも負担が少なくおすすめです。

半月板損傷にも効果がありますか?

はい。幹細胞治療やエクソソーム治療は、半月板損傷の治癒促進目的でも用いられることがあります。

ヘバーデン結節にも再生医療は使えますか?

ヘバーデン結節(指の関節の変形性関節症)に対しても、PRP治療やエクソソーム治療を適用するケースが増えています。当院では個別にご相談を承ります。

治療後にリハビリは必要ですか?

はい、治療効果を最大化し持続させるためには、リハビリテーション(運動療法・筋力トレーニング)と体重管理が重要です。当院では治療後のリハビリ指導も行っています。

遠方からの通院は可能ですか?

はい。当院は大阪・心斎橋に位置し、新幹線でのアクセスも便利です。また、オンライン診療にも対応しておりますので、初回相談はオンラインで行い、治療日のみご来院いただくことも可能です。

13. まとめ:膝の痛みを我慢しないでください

膝の痛みに対する「切らない再生医療」は、手術以外の新たな選択肢として大きな進化を遂げています。

大切なのは「できるだけ早い段階で専門医に相談すること」です。変形性膝関節症は放置すると進行し、再生医療の効果も限定的になっていきます。膝軟骨がまだ残っている段階(KLグレード1〜3)であれば、再生医療によって痛みの軽減と関節機能の改善が十分に期待できます。

「もう歳だから仕方ない」「手術しかない」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。

当院では、患者さまの膝の状態を丁寧に診察した上で、ご希望と予算に合わせた最適な治療プランをご提案いたします。

ご予約・お問い合わせ

セルグランクリニック 〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2丁目3番2号 御堂筋ミナミビル4階

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参考文献

  1. Bennell KL et al., Effect of Intra-articular Platelet-Rich Plasma vs Placebo Injection on Knee Osteoarthritis (RESTORE試験), JAMA 2021
  2. Ross M et al., The effect of intra-articular autologous protein solution on knee osteoarthritis symptoms, Bone Joint J 2024
  3. Cao M et al., Efficacy and safety of mesenchymal stem cells in knee osteoarthritis: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials, Stem Cell Res Ther 2025
  4. Luo D et al., Mesenchymal stem cell-derived exosomes as a promising cell-free therapy for knee osteoarthritis, Front Bioeng Biotechnol 2024
  5. He L et al., Bone marrow mesenchymal stem cell-derived exosomes protect cartilage damage and relieve knee osteoarthritis pain in a rat model of osteoarthritis, Stem Cell Res Ther 2020
  6. 湘南鎌倉総合病院「エクソソームによる変形性膝関節症に対する本邦初となる特定臨床研究 開始のお知らせ」2025年
  7. 厚生労働省「再生医療等安全性確保法について」

最終更新日:2026.03.05

                           

【監修医師】

若林雄一                                    

若林 雄一

                                   

セルグランクリニック院長/医師/医学博士

                                   

【専門分野】
再生医療 幹細胞治療 抗加齢医療 予防医療 美容エイジングケア 放射線医学 

【所属学会・資格】
アメリカ再生医療学会(AARM)専門医/日本抗加齢医学会 専門医/放射線診断専門医/核医学専門医/日本再生医療学会 会員/日本認知症学会 会員                                        

【臨床実績】幹細胞治療 累計3,000件以上(変形性膝関節症・糖尿病・慢性疼痛・美容エイジングケア等)

【略歴】                                        
神戸大学医学部卒業、神戸大学大学院修了(医学博士)。米国国立衛生研究所(NIH)にて研究に従事。近畿大学医学部講師を経てセルグランクリニック 院長就任

【著書・メディア掲載】
著書:『世界一簡単な再生医療の基礎知識』/米国経済誌「ウォール・ストリート・ジャーナル」掲載 /KBS京都テレビ 出演 /国際学術誌に多数の論文を発表 

【監修者としての方針】
本コラムの医学的内容は、再生医療等安全性確保法に基づき厚生労働省へ第二種・三種 再生医療等提供計画を届出済(計画番号:PB5240089ほか)の当院院長が監修しています。科学的根拠(エビデンス)と安全性を重視し、正確でわかりやすい情報発信を心がけています。