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COLUMN
2025.12.31
コラム

幹細胞治療の費用はいくら?相場・内訳・注意点をわかりやすく解説

「幹細胞治療」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

膝の痛みが長引いている、糖尿病の数値が気になる、肌の衰えを感じる・・・そんなとき、「もしかしたら幹細胞治療で改善できるかもしれない」と期待を抱く方もいらっしゃるでしょう。しかし、いざ調べてみると、治療費の高さに驚かれる方がほとんどです。

幹細胞治療の費用はいくら?
相場・内訳・注意点をわかりやすく解説

実際、幹細胞治療は保険適用外の自由診療であり、治療費は医療機関によって大きく異なります。「なぜこんなに高いのか」「どこまでが適正価格なのか」「何にお金がかかっているのか」といった疑問を抱く方も少なくありません。

本記事では、幹細胞治療の費用相場から内訳、医療機関ごとの価格差の理由、そして費用を抑える方法まで、患者さまが安心して治療を検討できるよう、わかりやすく解説します。

幹細胞治療とは?再生医療の基本を理解する

幹細胞治療は、再生医療の一種です。

人間の体には「幹細胞」という特別な細胞が存在し、さまざまな細胞に変化する能力と、自分自身を複製する能力を持っています。この幹細胞を体外で培養し、患者さまの体内に戻すことで、損傷した組織や臓器の修復・再生を促すのが幹細胞治療の基本的な仕組みです。

幹細胞が持つ「再生力」とは

幹細胞は、体内で傷んだ場所に集まり、周囲の細胞へ「修理を始めよう」という合図を送る働きをします。

必要に応じて骨や軟骨、筋肉、神経などの組織細胞に変身して不足分を補い、新しい血管を作る信号を出して血流を整え、細胞が元気に働ける環境づくりを支えます。同時に、痛みや病気の原因となる炎症をしずめる物質を放出し、過剰になりがちな免疫反応にはブレーキを、弱いときにはサポートを与えて、体の防御バランスを調整します。

つまり、幹細胞は「壊れた組織の修復」「炎症の鎮静」「免疫の調整」を通して、からだが本来もつ”自分で治る力”を底上げするのです。

幹細胞治療とは?再生医療の基本を理解する。

幹細胞治療の費用相場はどれくらい?

幹細胞治療の費用は、治療内容や医療機関によって大きく異なります。

一般的な相場は、1回あたり約110万円から400万円前後が目安です。費用の幅が大きい理由としては、採取する細胞の数、培養方法、投与回数、治療目的(関節・脳・皮膚など)によってコストが異なるためです。

注意しなければいけないのは投与する投与する幹細胞の数です。値段が安い場合は、投与する幹細胞の数が少ないケースがほとんどなので注意が必要です。

 

治療内容別の費用目安

変形性膝関節症などの関節治療では、1回あたり150万円から200万円程度が一般的です。脂肪由来幹細胞を使用した関節治療は比較的リーズナブルですが、全身投与や複数回の再生治療となると費用は高くなります。注意すべきなのは数により値段が変わることです。糖尿病や動脈硬化などの全身性疾患に対する治療では、200万円から300万円程度が相場となります。これは、投与する幹細胞の数が多く、培養期間も長くなるためです。

美容目的のアンチエイジング治療では、100万円から200万円程度が目安です。ただし、治療範囲や投与回数によって費用は変動します。

初回と2回目以降の費用差

初回は検査費用や培養費用が加算されることが多く、2回目以降の費用が抑えられるケースもあります。

初回治療では、脂肪採取や細胞培養の準備が必要となるため、これらの費用が上乗せされます。一方、2回目以降は既に培養した幹細胞を使用できる場合があり、費用が初回より安くなることがあります。

ただし、医療機関によって料金体系は異なるため、治療前に必ず見積もりや費用の内訳を説明してもらうことが大切です。

幹細胞治療の費用が高額になる理由

なぜ幹細胞治療はこれほど高額なのでしょうか。

その理由を理解することで、費用に対する納得感や価値を正しく理解することができます。

高度な細胞培養技術と品質管理

幹細胞治療の費用が高額になる最大の理由は、「使用する細胞の品質管理と培養プロセスが非常に高度でコストがかかるため」です。

患者さま自身から採取した幹細胞は、専門的な細胞培養加工施設(CPC)と呼ばれる特殊な設備で丁寧に培養されます。この過程では、無菌環境を完全に保つ必要があり、最新の設備や特殊な培養液、さらに厳格な品質チェックのための検査費用などが必要となります。

また、幹細胞はただ増やせば良いというわけではありません。治療効果を最大限引き出すためには、細胞の性質を厳しく管理し、品質を一定に保つ必要があります。ここに専門的な技術と時間が投入されるため、どうしても高額になってしまうのです。

安全性と効果を追求するための投資

幹細胞治療の高額な費用は、「安全性と効果を徹底的に追求するために必要なコスト」であり、治療の価値そのものと密接に関連しています。

当院では、投与日に合わせてその都度一から細胞を培養します。事前に大量培養して作り置きは行いません。一般的に投与時の生存率は70%以上がひとつの目安とされていますが、当院では、生存率95%以上の幹細胞の投与を提供しています。

また、若さと安定性のバランスが最も良い「第3継代」までに厳格管理し、過密培養を避けながら最大2億個の十分な細胞数を確保し、高い活動性と安全性を両立した幹細胞だけを治療に用います。

医療機関ごとの価格差が生まれる背景

幹細胞治療の費用は医療機関によって異なります。

その理由は、幹細胞の数、治療方法・投与回数・培養技術の差、施設ごとのサポート体制・安全管理コストなどが影響しているためです。

自己由来細胞は、患者さま自身の細胞を採取・培養して投与するため、拒絶反応や感染のリスクが極めて低く、安全性が高いのが特徴です。ただし、細胞を培養するのに時間がかかる点や、加齢によって細胞の再生能力が低下している場合には効果が弱くなることもあります。

出典

CELL GRAND CLINIC「再生医療の治療費用が高額な理由」

幹細胞治療の保険適用と医療費控除

幹細胞治療の多くは、現在自由診療として提供されています。

一方で、公的医療として確立され、保険適用が認められている治療も一部存在します。

保険適用される幹細胞治療

現在、保険診療として行われている代表的な幹細胞治療には、造血幹細胞移植があります。これは白血病など、正常な造血機能が失われた疾患に対して行われる治療で、公的医療保険および高額療養費制度の対象となります。

また、脊髄損傷に対する幹細胞治療の一部は、条件付き・期限付きで保険適用が認められているケースがありますが、これは有効性・安全性を検証する段階の医療であり、すべての幹細胞治療が保険適用されるわけではありません。

医療費控除の活用方法

自由診療の幹細胞治療であっても、治療目的で行われた場合には医療費控除の対象となる可能性があります。
医療費控除は、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税・住民税の一部が軽減される制度で、控除額の上限は200万円と定められています。

ただし、美容やアンチエイジングなど治療目的と判断されない場合は対象外となることがあるため、実際の可否については税務署や税理士に確認することが重要です。

幹細胞治療:保険適用と医療費控除

幹細胞治療の費用を抑える方法

高額な幹細胞治療ですが、費用を抑える方法もあります。

治療を検討する際には、以下のポイントを参考にしてください。

治療回数や投与量を医師と相談する

幹細胞治療の費用は、投与回数や細胞数によって変動します。

医師と相談しながら、自分の症状や予算に合わせた最適な治療プランを立てることで、費用を抑えることができる場合があります。初回は少ない投与量から始めて、効果を見ながら追加治療を検討するという方法もあります。

医療費控除や助成金制度を活用する

前述の通り、医療費控除の対象となる場合があります。

また、自治体によっては再生医療に対する助成金制度を設けている場合もあるため、お住まいの地域の制度を確認してみることをおすすめします。

治療院を選ぶ際の注意点

幹細胞治療を受ける際には、費用だけでなく、医療機関の信頼性や安全性も重要です。

以下のポイントを確認して、安心して治療を受けられる医療機関を選びましょう。

認定再生医療等委員会の承認を受けているか

再生医療には国の厳格な審査と適切な管理体制が求められます。

厚生労働省認定の特定認定再生医療等委員会による審査を経て、適合性が認められている医療機関を選ぶことが重要です。当院は厚生労働省から「第二種・三種 再生医療等提供計画」を取得した再生医療総合クリニックです。

培養施設(ラボ)の品質管理体制を確認

幹細胞の品質は治療効果に直結します。

培養施設の品質管理体制や、細胞の生存率、純度などを確認することが大切です。当院では、国内トップレベルの培養施設を厳選し、細胞の質や安全性に徹底的にこだわりつつ、適正価格で治療をご提供しています。

説明責任・治療後フォロー体制の有無

治療前に十分な説明を受けられるか、治療後のフォロー体制が整っているかも重要なポイントです。

信頼できる医療機関では、治療前に必ず見積もりや費用の内訳を説明してもらえるため、不明点は必ず確認することが大切です。また、治療後の経過観察やアフターケアの体制が整っているかも確認しましょう。

CELL GRAND CLINICの幹細胞治療と費用の考え方

当院では、患者さま一人ひとりに合わせた治療提案を行っています。

幹細胞治療は確かに高額ですが、その費用に見合うだけの価値があると感じていただけるよう、最高水準の品質と安全性を追求しています。

 

患者さま一人ひとりに合わせた治療提案

当院では、患者さまの症状や体調に合わせた治療プランを提案し、内側から健康を引き出すサポートをいたします。

幹細胞治療を中心に、加齢や病気による体の変化にアプローチし、根本的なケアを行います。個々の症状や体調に合わせた治療プランを提案し、内側から健康を引き出すサポートをいたします。

高水準の培養技術と安全性の確保

当院では、生存率95%以上の「Fresh」な幹細胞を提供しています。

投与日に合わせてその都度一から細胞を培養し、事前に大量培養して作り置きは行いません。一般的に投与時の生存率は70%以上がひとつの目安とされていますが、当院では、生存率95%以上の幹細胞の投与を提供しています。

また、若さと安定性のバランスが最も良い「第3継代」までに厳格管理し、過密培養を避けながら最大2億個の十分な細胞数を確保し、高い活動性と安全性を両立した幹細胞だけを治療に用います。

明瞭な費用体系と安心のサポート体制

当院では、治療前に必ず見積もりや費用の内訳を説明いたします。

また、品質基準保証書を1検体ごとに提供し、出荷判定状況や試験結果の生存率なども明確に示します。「透明性と信頼性」を担保するために、患者さまが安心して治療を受けられる体制を整えています。

CELL GRAND CLINIC
幹細胞治療と費用の考え方

まとめ|幹細胞治療の費用を正しく理解し、最適な選択を

幹細胞治療の費用は、一般的に1回あたり100万円から400万円前後が相場です。

高額になる理由は、高度な細胞培養技術と品質管理、安全性と効果を追求するための投資が必要だからです。しかし、その費用に見合うだけの価値があることも事実です。症状の根本的な改善が期待でき、効果が長期間持続する可能性があり、副作用や手術のリスクが少ないという大きなメリットがあります。

治療を検討する際には、複数の医療機関で見積もりを比較し、認定再生医療等委員会の承認を受けているか、培養施設の品質管理体制、説明責任・治療後フォロー体制の有無などを確認することが大切です。

大阪・心斎橋の再生医療クリニック「CELL GRAND CLINIC」は、再生医療等安全性確保法に基づき、厚生労働省へ第二種・三種の再生医療等提供計画を届出し、特定認定再生医療等委員会の審査を経たうえで治療を提供する医療機関です(計画番号:PB5240089ほか/PC5250007ほか)。

 

当院では幹細胞治療を中心に、PRP・エクソソーム(幹細胞培養上清液)・線維芽細胞・NK細胞治療など幅広い再生医療に対応し、症状・既往歴・生活背景をふまえた個別の治療プランをご提案します。幹細胞再生治療では、投与日に合わせた培養と品質管理(生存率・表面抗原の確認等)を重視し、細胞品質の「見える化」に取り組んでいます。

 

治療の適応、期待できる効果と限界、リスク、費用はカウンセリングで丁寧にご説明します。詳しくはCELL GRAND CLINIC公式サイトをご覧ください。

 

※本コラムは一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を代替するものではありません。治療の適応や内容は、診察・検査結果等を踏まえて医師が判断します。

                           

【著者情報】

若林雄一                                    

若林 雄一

                                   

セルグランクリニック 院長/医学博士

                                   

【専門分野】
再生医療 幹細胞治療 坑加齢医療 予防医療 美容エイジングケア

【所属学会・資格】
アメリカ再生医療学会専門医 日本坑加齢医学会専門医 放射線診断専門医  核医学専門医 日本再生医療学会員 日本認知症学会員 他                                        

【略歴】                                        
神戸大学医学部卒業、神戸大学大学院修了(医学博士)。近畿大学医学部での臨床・教育経験を経て、米国国立衛生研究所(NIH)にて研究に従事。 神経疾患領域の研究を背景に、再生医療・抗加齢医療・予防医療を専門とする。 Pfizer社との共同研究による「PDE4Bに特異的なPET薬剤の世界初のヒト使用(First-in-human)」を第一著者として報告するなど、国際誌に多数の業績を有する。 科学的根拠と安全性・品質管理を重視し、患者一人ひとりの「健康寿命」を延ばす医療を目指している。