【症例紹介】薬の副作用に悩む30代女性が選んだ幹細胞治療 ~HbA1c 6.8→5.8へ改善~
患者様プロフィール
- 年齢・性別:30代女性
- 体型:身長168cm、体重50kg台(痩せ型)
- 家族歴:両親ともに糖尿病
- 病歴:20代から血糖値高値を指摘
- 来院時HbA1c:6.5%(来院前6.8)
なぜ30代の痩せ型女性が糖尿病に?遺伝的要因と薬物治療の限界
家族性糖尿病という現実
この患者様は、両親ともに糖尿病という強い遺伝的背景をお持ちでした。日本人の糖尿病患者の約半数は痩せ型や標準体重であり、欧米人と比べてインスリン分泌能が低いという特徴があります。特に若年発症で痩せ型の糖尿病は、生活習慣の改善だけでは限界があり、多くの場合、薬物治療が必要となります。
メトグルコの副作用に苦しむ日々
患者様は一時期、糖尿病治療薬の第一選択薬であるメトグルコ(メトホルミン)を内服されていました。しかし、以下のような副作用に悩まされ、服薬を中止せざるを得ませんでした。
- 持続的な倦怠感
- 強い疲労感
- 日常生活への支障
「薬を飲むと体調が悪くなる」という矛盾に直面し、薬に頼らない根本的な治療法を探し求めて、当院の自己脂肪由来幹細胞治療にたどり着かれました。
CELL GRAND CLINICの自己脂肪由来幹細胞治療とは
再生医療がもたらす新たな希望
当院では、患者様ご自身の脂肪組織から採取した幹細胞を培養・増殖させ、点滴により体内に戻す自己脂肪由来幹細胞治療を提供しています。
この治療法の特徴は:
- 自己細胞使用:ご自身の細胞を使用するため、拒絶反応のリスクが極めて低い
- 根本的アプローチ:インスリン産生細胞(β細胞)の再生・保護を促進
- 全身への効果:抗炎症作用により、糖尿病合併症の予防・治療効果も期待
- 薬物依存からの脱却:薬に頼らない体質改善を目指す

当院独自の高度培養技術
- パチンコ玉1個の脂肪組織から最大2億個の幹細胞を培養。1回の脂肪採取で最大10回分保存可能。
- 投与時生存率95%以上の「新鮮」で高い活動率
- 先端技術で「若い」幹細胞を培養
- 作り置き冷凍はせず、治療の都度新鮮な活性の高い細胞を使用
- 厚生労働省認可の最先端の施設で安全な細胞培養

治療経過と驚きの結果
治療内容
- 投与細胞数:自己脂肪由来幹細胞2億個
- 投与方法:点滴静注
- 投与回数:1回
HbA1cの劇的な改善
治療前:HbA1c 6.5%
↓
治療後2ヶ月:HbA1c 5.8%(正常値を維持)
わずか2ヶ月でHbA1cが0.7%改善し、その後も安定して正常値を維持されています。薬物治療なしでこの改善は、従来の治療法では考えられない成果です。


患者様の声
「薬の副作用から解放され、体調が本当に良くなりました。20代の頃から続いていた血糖値の不安から解放されて、食事も楽しめるようになりました。両親も糖尿病なので、将来の合併症への不安もありましたが、今は前向きに生活できています。」
なぜ幹細胞治療が糖尿病に効果的なのか
1. β細胞の再生・保護作用
幹細胞は膵臓のインスリン産生細胞(β細胞)の再生を促進し、残存するβ細胞を保護します。これにより、自然なインスリン分泌能力が回復します。
2. 慢性炎症の改善
糖尿病の背景にある慢性炎症を幹細胞の強力な抗炎症作用により改善。これがインスリン抵抗性の改善につながります。
3. 血管再生による合併症予防
幹細胞は新しい血管の形成を促進し、糖尿病性網膜症、腎症、神経障害などの合併症リスクを低減します。

このような方に特におすすめ
✅ 薬の副作用で治療継続が困難な方
✅ 家族歴があり、若年発症の糖尿病の方
✅ 痩せ型・標準体重の糖尿病の方
✅ HbA1c 6.0~8.0%の軽度~中等度の方
✅ 薬に頼らない根本的な治療を希望される方
✅ 将来の合併症を予防したい方
治療の流れ
STEP 1:初診・検査
血液検査、問診により現在の糖尿病の状態を詳しく評価
STEP 2:脂肪採取
局所麻酔下で腹部からパチンコ玉1個程度の脂肪を採取(約15分)、当日日帰りで制限なし。
STEP 3:細胞培養
クリーンルームで約7週間かけて幹細胞を2億個まで培養
STEP 4:投与
点滴により幹細胞を体内に戻す(約60分)
STEP 5:経過観察
定期的な血液検査でHbA1c、血糖値の改善を確認

安全性について
厚生労働省認可の再生医療
当院の自己脂肪由来幹細胞治療は、厚生労働省に認可された再生医療等提供計画に基づいて実施されています。

起こりうる副作用
- 脂肪採取部位の軽度の内出血(1週間程度で消失)
- 採取部位の軽度の疼痛(2~3日で軽快)
- 点滴投与時の血管痛(まれ)
重篤な副作用の報告はありません。
再生医療専門医からのメッセージ
「30代という若さで糖尿病と診断されることは、患者様にとって大きなショックだと思います。特に遺伝的要因が強い場合、従来の治療法では生涯にわたる薬物治療が必要となることが多く、若い方ほど薬の副作用や将来への不安を強く感じられます。
自己脂肪由来幹細胞治療は、そうした患者様に新たな希望をもたらす治療法です。この症例のように、薬に頼らずHbA1cを正常化できる可能性があります。早期の介入により、合併症の予防効果も期待できます。
一人でも多くの患者様が、糖尿病から解放され、健康的な人生を送れるよう、私たちは最先端の再生医療でサポートしてまいります。」
よくあるご質問
Q1. 治療効果はどのくらい持続しますか?
A. 個人差はありますが、多くの方で1年以上効果が持続しています。必要に応じて追加投与も可能です。
Q2. 1型糖尿病にも効果はありますか?
A. 1型糖尿病の方にも効果が期待できます。
Q3. 治療後も食事制限は必要ですか?
A. 基本的な食事管理は推奨します。
Q4. 保険適用はありますか?
A. 現在は自由診療となりますが、医療費控除の対象となる場合があります。
Q5. HbA1cが高くない(6%前後)段階でも治療する意味はありますか?
A. β細胞の消耗が進む前に介入する方が長期成績が良いとされ、早期介入の方が再生医療と相性が良い傾向があります。
Q6. 幹細胞治療後にリバウンド(再上昇)することはありますか?
A. 不摂生が続けば上昇する可能性があります。治療は「土台づくり」であり、生活管理の質で持続期間が変わります。
Q7. 妊娠を希望している場合、幹細胞治療は受けられますか?
A. 妊娠前の実施は可能です。妊娠中・授乳中は投与を避けますが、治療後の血糖改善は妊娠糖尿病のリスク低減につながる可能性があります。
Q8. 運動が苦手でも治療効果は出ますか?
A. 運動強度よりも、炎症改善やβ細胞保護による“基礎代謝改善”が軸となるため、運動が苦手でも効果は期待できます。
Q9. 追加投与はどれくらいの頻度が適切ですか?
A. 一般的には6〜18ヶ月ごとに1回が目安です。HbA1c・インスリン分泌能・家族歴などで最適タイミングは変わります。
Q10. 食事制限がストレスなのですが、治療後はどこまで自由になりますか?
A. 厳格な糖質制限は不要になるケースが多いです。適度な糖質管理とバランス食で十分コントロール可能になることがあります。
まとめ ─ あなたも薬に頼らない糖尿病治療を
この30代女性の症例は、自己脂肪由来幹細胞治療が若年発症の糖尿病にも高い効果を示すことを証明しています。特に以下のような方には、ぜひ一度ご相談いただきたいと考えています:
- 薬の副作用で悩んでいる方
- 遺伝的要因による糖尿病の方
- 若くして糖尿病と診断された方
- 根本的な治療を希望される方
CELL GRAND CLINICでは、3,000例以上の幹細胞治療の経験を持つ専門医が、患者様一人ひとりに最適な治療プランをご提案いたします。
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