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幹細胞再生治療STEM CELL THERAPY

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幹細胞とは?

幹細胞とは、多種多様な種類の細胞に分化する能力を有した細胞です。幹細胞が分化すると、筋肉細胞や神経細胞、心臓細胞や血液細胞などに変わり、細胞治療や再生医療の分野で応用可能です。
人間の身体は、約60兆個の細胞で構成されており、日々200億個の細胞が入れ替わっています。幹細胞の役割は、老化や病気などによって失われた細胞を再び生み出すことです。人は、生まれながら幹細胞を約100億個保有していますが、年齢を重ねるごとにその数が減っていき、40代以降になると激減します。
加齢や損傷の影響により、各部位の細胞の分化が不足すると、老化や炎症の悪化が加速し、健康を損ねるリスクがあります。このような細胞の減少を補い、若々しく健康的な毎日を送るサポートをするのが幹細胞再生治療です。

幹細胞治療で細胞を増幅

幹細胞再生治療の2大効果

幹細胞再生治療は、幹細胞から分泌される成長因子やサイトカイン(細胞から分泌されるたんぱく質)などがエクソソーム(細胞外小胞)を介し、損傷した細胞に取り込まれることで組織の再生を促します。体内に取り込まれた幹細胞によって期待できる主な効果は以下の2つです。

ホーミング効果

ホーミング効果とは、体内に放出された幹細胞が損傷した部位を自ら見つけ出し、自然修復する効果です。幹細胞には、損傷した部位から出た信号を受信し、血流に沿ってその場所へ集合する性質があります。集まった幹細胞は、それぞれが分裂を繰り返しながら、欠損した細胞を作ったり、血管を新しく作ったりします。

01.血管内を巡回 02.損傷部位へ集合 03.患部へアプローチ 04.細胞を再生・修復

パラクライン効果

パラクライン効果とは、近接する組織や細胞に作用する効果です。細胞が分泌する成長因子やエクソソーム、サイトカインなどが近くの幹細胞に作用し、組織の再生や修復を進めます。近年、パラクライン効果は注目され、細胞上清液治療(エクソソーム療法)にも応用されています。

幹細胞の主な2つの機能

多分化能

骨・血管・皮膚・神経・心臓・毛包などの身体を構成する様々な細胞に変化する能力です。主に、体内の老化した組織への細胞の補充や、損傷した組織の修復を行っています。

自己複製能

全く同等の能力を持った細胞を複製する能力です。体内組織の損傷や老化に伴う細胞の減少を補うため、同一の幹細胞を複製し、特定の細胞へ分化します。

脂肪由来の間葉系幹細胞

幹細胞の種類

幹細胞は、組織幹細胞と多能性幹細胞の2種類に分かれます。

組織幹細胞

特定の臓器や組織の中で失われた細胞の代わりを生成し続ける細胞です。例えば、赤血球や白血球などの血液の細胞は、骨髄に待機する造血幹細胞から生み出されます。
このように、幹細胞は体内の組織に存在し、決まった種類の細胞にのみ生まれ変わります。

多能性幹細胞

身体の様々な細胞を作り出せる細胞です。代表例として、iPS細胞やES細胞などが挙げられます。

iPS細胞

未分化の細胞のため、どんな細胞にもなれる能力を持っています。そのため、再生医療の分野において様々な研究が進められているのですが、がん細胞にもなるリスクが問題点となっています。

ES細胞

受精卵が分裂をくり返した後の「胚」から取り出された細胞です。多くの組織に分化できる能力や、ほぼ無限に増殖できる能力を持っています。本来は胎児になる細胞(受精卵)を使うという点で、倫理的な問題が課題となっています。

各幹細胞の特徴

組織幹細胞 iPS細胞 ES細胞の特徴

安全・倫理に配慮した間葉系幹細胞再生治療

CELL GRAND CLINICの再生治療で用いる間葉系幹細胞は、組織幹細胞の一種であり、多分化能や自己複製能を有する細胞です。中胚葉と呼ばれるグループに入る細胞で、軟骨や骨、心筋細胞や血管などに分化できるのが特徴です。
また、血流改善や炎症抑制、免疫反応の調節作用などがあり、組織の修復効果が期待できます。近年ではこちらの作用が注目されています。間葉系幹細胞は、皮下脂肪や骨髄などから採取でき、安全面や倫理面の問題が少ない点が特徴です。
中でも脂肪由来の幹細胞は、採取の負担も少なく、免疫調整能力が高いとされています。また、自分の細胞を利用することで、拒絶反応や副作用のリスクが少ないのもメリットです。

幹細胞治療を行える機関は限られています

自己脂肪由来幹細胞治療は、どこのクリニックでも受けられる治療ではありません。
自己脂肪由来幹細胞治療を含む再生医療は、「再生医療等安全性確保法」と呼ばれる法律で厳しく管理されているからです。再生医療はこの法律に基づき、リスク度合いに応じて次の3つに分類されています。

再生医療等安全確保法に基づく分類

自己脂肪由来の幹細胞治療は第2種再生医療に分類されます。
  • 厳しい審査

    自己脂肪由来幹細胞治療は、第2種再生医療に分類されます。当院では、特定認定再生医療等委員会(一定の手続きにより厚生労働大臣に認定された再生医療等技術や法律の専門家等からなる委員会です)による厳しい審査を経て、厚生労働省に治療計画を提出し、計画番号を取得しています。

  • ルール

    CELL GRAND CLINICでは、自費診療である以上、患者さまの安全を確保することが最も大事であると考えています。そのため、様々な研究や臨床報告を踏まえ、事故の報告がない「点滴時の細胞数は最大2億個まで」というルールを取り決めています。

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