PRP治療PLATELET-RICH-PLASMA THERAPY
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PRP治療とは?
PRP(多血小板血漿)療法は、患者さまご自身の血液中に含まれる「血小板」の修復・再生力を活用し、傷んだ組織や細胞を修復・再生させる再生医療の一種です。血小板は、傷ついた組織を治す働きを持っています。怪我をして傷ができると、かさぶたができて傷がふさがり、少しずつ治っていきます。血小板には組織修復やコラーゲン生成、血管新生を促す成長因子(Growth Factors)が豊富に含まれており、自然治癒力の向上が期待できます。 近年、整形外科領域や美容・皮膚科領域を中心に、多くの臨床研究が行われており、変形性膝関節症や腱損傷、皮膚再生、育毛治療などで有効性が示唆されています。
PRP治療で解決できるお悩み
CELL GRAND CLINICが提供する
PRP治療の3つの特徴

高品質な機器を使用
最新の専用遠心分離機を用いて、血小板や成長因子が高濃度に含まれるPRPを抽出。不純物を可能な限り除去し、治療効果の最大化をめざします。
多岐にわたる疾患への対応
厚生労働省に届け出た「再生医療等提供計画」に基づき、変形性関節症(膝・肩・肘など)、美容施術(肌再生・シワ・たるみ改善)、薄毛・AGA治療などに幅広く対応しています。
「新鮮な」PRP
採血後、約45分で高濃度PRPを抽出し、凍結保存を行わずすぐに患部へ注入。成長因子の活性を保ちやすいと考えられ、他施設の臨床研究でも新鮮なPRPのほうが良好な結果を得やすいと示唆されています。
PRPとは?
PRP(Platelet-Rich Plasma)は、血液中の血小板を高濃度に濃縮した血漿成分です。血漿は約90%が水分で構成され、多様な成長因子やサイトカインが含まれます。
血小板: 組織再生を促進する成長因子を多数分泌(PDGF、TGF-β、EGFなど)。 血漿: 電解質やタンパク質が含まれ、細胞の修復過程を支援。 白血球: 免疫調整や炎症制御に寄与するサイトカインを放出。 この組成は、炎症を抑えつつ再生を促す「自己治癒力のブースター」として作用すると考えられます。

PRP治療の特徴
自己血液を使用するため安全性が高い
他家移植で懸念される拒絶反応や感染リスクを低減。
副作用の発生率が比較的低い点は、多くの臨床研究でも評価されています。
短時間で施術可能
採血から注入まで1時間程度で完了するため、体への負担が少なく、日常生活に早期復帰が可能。
自然治癒力の促進
血小板由来成長因子が細胞増殖や組織修復を助け、痛みや炎症を和らげる作用も報告されています。
PRP治療で期待できる効果
組織再生効果
血小板由来成長因子(PDGF)やトランスフォーミング成長因子(TGF-β)、上皮成長因子(EGF)などが損傷組織の修復や新生を促進。
変形性膝関節症を対象にしたRCTでは、PRP注射群がプラセボ群に比べ、痛みのスコア(VASなど)が有意に改善したと報告される研究があります。
抗炎症効果
白血球が放出するサイトカインが、慢性炎症や組織破壊を抑制。テニス肘(外側上顆炎)など慢性腱付着部炎に対するPRP注射でも、痛みの軽減や機能改善に一定の効果が見られた研究が複数存在します。

治療の流れ

- ※1 専用の遠心分離機を使用し、血液からPRPを分離します。所要時間は45分程度です。
- ※2 患部に適量のPRPを注入します。所要時間は膝の注射で10分、頭皮・お顔の注射で20分程度です。

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本治療は保険適用のない自由診療です。
詳しくは料金表をご覧ください。
副作用とリスク
PRP治療は副作用のリスクが低い治療法ですが、以下の症状が見られる場合があります。
注射部位の腫れや痛み
術後すぐ、まれに腫れる場合や痛みを伴う場合があります。
一時的な炎症反応
治療部位が赤くなったり熱を持つことがあります。
軽度の感染リスク
注射後のケアを適切に行うことで防ぐことが可能です。
よくあるご質問
PRP治療に関するよくあるご質問と回答は以下のとおりです。
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PRP治療は誰でも受けられますか?
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血液疾患や感染症のある方、重度の貧血の方などは慎重に検討が必要です。受診時に詳しくご相談ください。
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効果が出るまでどれくらいかかりますか?
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個人差がありますが、1~3ヶ月ほどで痛みの軽減や肌のハリ向上、発毛実感などが期待できます。研究データでも、3~6ヶ月後に最も明らかな改善が見られるという報告が複数あります。
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何回か治療を受ける必要がありますか?
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症状や目的により異なります。海外の報告では、一定間隔で複数回の施術を行うことで、さらなる効果向上が期待できるとのデータもあります。
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治療後の日常生活に制限はありますか?
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注射当日は激しい運動や飲酒を控えていただく以外、特に大きな制限はありません。翌日からは通常の生活に戻れます。
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個人差がありますが、1~3ヶ月ほどで痛みの軽減や肌のハリ向上、発毛実感などが期待できます。研究データでも、3~6ヶ月後に最も明らかな改善が見られるという報告が複数あります。
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その他の注意事項はありますか?
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- 【未承認医薬品】
薬機法上は未承認再生医療等製品という扱いになりますが、再生医療等の安全性の確保等に関する法律に基づいて行われています。 - 【入手経路】
治療に使用するPRPはクリニック内にて精製します。 - 【国内承認薬の有無】
同一の成分や性能を有する国内承認医薬品などではありません。 - 【安全性に関する諸外国の情報】
諸外国において重要な副作用の報告はありません。 - 【医薬品副作用被害救済制度】
未承認薬・機器には、公的救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の適用はありません。
- 【未承認医薬品】