美肌治療SKIN CARE
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お肌の老化は20代から始まります
お肌は、大きく分けて「表皮」と「真皮」の2層構造でできています。
・表皮:外部からの紫外線や刺激から体を守るバリアの役割を果たす
・真皮:肌の土台として弾力やハリを保つ
加齢によって真皮が弱まると、肌を支える力が低下し、しわやたるみ、目の下のクマなど、外見に顕著な変化が現れます。肌の弾力やハリを保つ上で欠かせない美容成分は「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」であり、これらの美肌成分を生み出しているのが真皮の中で活動する線維芽細胞です。

しかし、線維芽細胞は20代をピークに徐々に減少し、50代ではその数が約3分の1にまで減少してしまいます。
さらに、紫外線、ストレス、活性酸素といった外的要因の影響により、線維芽細胞は機能を失い、死滅していきます。その結果、肌の構造が崩れ、しわやたるみといった老化現象が現れるのです。

線維芽細胞移植治療
特徴
- ・コラーゲンやエラスチンなどの皮膚の土台を形成するタンパク質を産生する細胞。
- ・患者自身の皮膚組織(例:耳の後ろなど)から採取した線維芽細胞を培養し、目的部位(しわやくぼみ等)に注入することでコラーゲン産生を高める。
- ・自己細胞を用いるため拒絶反応などのリスクが極めて低い。
利点
- ・長期的効果:注入された線維芽細胞が生着し、継続的にコラーゲンなどを産生することで持続的なエイジングケア効果が期待できる。
- ・安全性:自家細胞を使用するためアレルギーや免疫反応のリスクが低い。
- ・自然な仕上がり:増産されたコラーゲンなどによって自然なボリューム感やハリを得られる。
幹細胞上清液治療
特徴
- ・培養した幹細胞から採取した培養上清液(細胞を含まず、細胞が分泌するサイトカインや成長因子などの液体部分)を活用する。
- ・成長因子などのサイトカインやエクソソームの有効成分が作用
- ・幹細胞移植のような細胞移植リスクを抑えながら、体内にある再生能力のある細胞に作用することで組織再生を促す効果が期待できる。
利点
- ・安全性:細胞を直接移植しないため腫瘍化などのリスクが抑えられる。
- ・ダウンタイムが短い:注射や点滴で行うため、侵襲性が少ない。
- ・広範囲への応用:成長因子などのサイトカインやエクソソームの効果が期待できるため、肌のエイジングケア効果から関節痛の軽減など、多方面で効果を発揮。
PRP治療
特徴
- ・PRP(Platelet-Rich Plasma)血小板濃縮血漿と呼ばれ、患者自身の血液を遠心分離して血小板を濃縮したものを活用する。
- ・血小板が放出する成長因子がコラーゲン生成や血管新生などを促進する。
- ・スキンケアだけでなく、関節疾患や創傷治癒など幅広い分野で用いられる。
利点
- ・自己血液を使用:アレルギーや感染リスクが極めて低い。
- ・再生力の向上:血小板中の成長因子により肌のハリ改善や創傷治癒が促される。
- ・施術がしやすい:血液採取後に遠心分離して注入するだけで済む。
プリュリアル治療(Densify)
特徴
- ・ポリヌクレオチド(PN)・非架橋ヒアルロン酸・マンニトールの混合製剤で、肌にハリとツヤをもたらし、赤みなどの肌の色調の改善が期待。
- ・注入後のヒアルロン酸が真皮層の線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンなどの産生を助ける
利点
- ・副作用の少なさ:アレルギーや副作用が起こりにくいよう純度が高められており、施術後のトラブルが少ない。
- ・安全性:CEマーク取得など、ヨーロッパの基準をクリアしている高品質製品が多い。
- ・適応領域の広さ:フェイスラインから目元、唇など幅広い部位に使用可能。
施術の比較

真皮線維芽細胞再生治療とは?
~肌本来の力を引き出す新しいエイジングケア~
幹細胞再生治療の応用範囲
若々しいお肌を保つには、真皮の中で活発に働く線維芽細胞が必要不可欠です。
真皮の再生を担うのは「線維芽細胞」だけ。肌の本質的な若返りを目指すなら、線維芽細胞を活用した再生医療は優れた選択です。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を産生する力を取り戻し、肌の再生力を高めることで、内側から健康的で美しいお肌を目指しましょう。
真皮線維芽細胞再生治療の特徴は以下のとおりです。
真皮線維芽細胞再生治療の特徴


肌再生医療(線維芽細胞移植治療)で
治療改善できる症状
CELL GRAND CLINICの線維芽細胞移植治療は、患者さまご自身の細胞を使用して肌を内側から再生する先進的な治療法です。
本治療では、肌の若々しさを支える「線維芽細胞」を培養・移植し、肌本来の再生力を引き出すことで、以下の症状の改善が期待できます。

幹細胞培養上清液による再生治療
当院オリジナルの幹細胞培養上清液(詳しくは当院の幹細胞培養上清治療ページをご覧ください)を患部へダイレクトに局所注射します。
CELL GRAND CLINICで提供する幹細胞培養上清液は、健康な日本人から採取した幹細胞を、厳しい品質管理のもと国内の細胞培養加工施設で無血清培地を用いて作られています。
幹細胞培養上清液には、多くのサイトカインが含まれており、抗炎症効果や組織修復効果が期待できます。
また、上清液内に含まれるエクソソームには、細胞活性化の効果があることも報告されています。
私たちの体は加齢などによって、しみやしわの増加、視力・筋力・免疫力低下など、さまざまな組織や機能が衰退していきます。
幹細胞に含まれる成長因子やサイトカインと呼ばれるたんぱく質は、体内の組織や細胞の傷や機能を回復させる役割があり、損傷治癒、抗炎症、抗酸化といった健康や美容に必要な作用をもたらします。

幹細胞培養上清液で期待できる効果
幹細胞培養上清液は、幹細胞を培養した培養液の上澄み液です。近年では、幹細胞から分泌される500種類以上もの成長因子やサイトカインなどの生理活性物質が、体内にある再生能力のある細胞に作用することで組織再生を促す効果が期待できることがわかっています。
幹細胞培養上清液療法に含まれるおもな成長因子は以下のとおりです。

期待できるおもな効果は以下のとおりです。
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美肌効果
しみやそばかすなどの原因となるメラニンが生成される際には、チロシンと呼ばれる酵素が働きます。
幹細胞培養上清液には酵素の分泌をコントロールする作用があるため、メラニンの生成を抑制し、しみやそばかすを予防する効果が期待できます。 -
肌の弾力アップ
幹細胞培養上清液に含まれるFGFには線維芽細胞に働きかける作用があり、真皮層でコラーゲンやエラスチンが生成され、肌の弾力性が向上します。
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肌のターンオーバーの正常化
EGF(上皮増殖因子)の性質である分化・自己複製の促進により、肌のターンオーバーが進行し、新しい肌に生まれ変わります。
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創傷治癒
抗炎症作用や創傷治癒作用があるため、ニキビや肌荒れ、傷跡などにも効果が期待できます。また、痛みを軽減する効果もあります。
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その他
細胞が老化する原因となる、体内の活性酸素を取り除く効果が期待できます。
また、身体の疲労を軽減し、腰痛や肩こりの改善、生活習慣病の予防にもつながります。
PRP治療
PRP(多血小板血漿)とは、血液中の血小板を濃縮させた血漿のことです。血小板には、損傷した組織を修復し、コラーゲン生成や血管新生を促す成長因子が豊富に含まれています。血液成分を利用しており、血漿(けっしょう)と血球(赤血球、白血球、血小板)から構成されています。
- ・血漿:主に水分(約90%)で構成され、成長因子や電解質を含む
- ・血小板:止血作用に加え、損傷した組織を修復する成長因子を分泌する
- ・白血球:炎症を制御し、免疫を調整する

PRP療法(多血小板血漿療法)は、患者さま自身の血液を使用して体の傷ついた部分を修復する治療法です。
血小板は、傷ついた組織を治す働きを持っています。
怪我をして傷ができると、かさぶたができて傷がふさがり、少しずつ治っていきます。このときに重要な役割を果たしているのが、血小板です。血小板には、組織を再生させるための成長因子やサイトカインが含まれています。
傷ついた組織に血小板が集まると、傷の治りが早くなります。PRP療法はこの血小板の能力を利用し、人が持っている治癒能力、再生能力を引き出す治療法です。
幹細胞再生治療の応用範囲
PRPには、おもに以下の成長因子が含まれています。

PRP治療では、上記の因子により、以下のお悩みに対して効果が期待できます。
血小板に含まれる成長因子の自己治癒力によって、ニキビ跡や目元の肌再生、手の甲のエイジングケアや背中ニキビ跡、お顔全体のトラブルの改善効果が期待できます。
当院では、患者さまの血液を採取し、45分程度の待ち時間で即日施術可能です。
ジュベルック治療
ジュベルックとは、PDLLAと呼ばれるポリ乳酸を成分とした注入用の薬剤です。PDLLAはとうもろこしや、じゃがいも、サトウキビといったデンプンを原料とした抽出エキスを科学的に処理したものです。
生体適合性に優れ、安全性に配慮されていることから美容分野で注目を集めています。
ジュベルックには、皮膚の浅い層や真皮コラーゲン生成を促進する働きがあります。また、線維芽細胞が活性化し、ヒアルロン酸やエラスチンなどの成分が作られます。
そのため、毛穴の開きやニキビ跡、小じわやクマなどの肌トラブルの改善が期待できます。また、傷跡やニキビ跡の組織を正常に近づけ、色素沈着に対する効果も報告されています。
ジュベルックを注入後は、1年半ほどかけて分解されるため、持続的な効果が期待できます。
期待できるおもな効果は以下のとおりです。
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しわの改善
ジュベルックを注入することで、肌のコラーゲン生成が促進され、肌の基底層に作用します。
これにより、肌の内部からボリュームが加わり、しわや小じわが目立たなくなる効果が期待できます。 -
肌のハリ・弾力・ツヤ
ジュベルックによって肌内部で線維芽細胞が刺激され、コラーゲンが生成されます。
これにより、肌の弾力やハリを司るコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が作られやすくなり、肌のハリ感が増して弾力を取り戻しやすくなります。 -
ニキビ跡の改善
ジュベルックが肌の深部に働きかけることでコラーゲン生成を促進し、ニキビ跡周辺の肌組織が新しく生まれ変わります。
その結果、ニキビ跡の凹みを自然に引き上げて肌の表面が滑らかになり、ニキビ跡が目立たなくなる効果が期待できます。 -
赤ら顔の改善
ジュベルックの作用が線維芽細胞を刺激し、コラーゲンが作り出され、薄くなった皮膚の再構築が進みます。
これにより、赤ら顔の改善が期待できます。
プリュリアル治療
プリュリアル治療は、サーモンから抽出されるポリヌクレオチド(PN)を有効成分とした細胞の再生と成長を促す治療法です。
皮下に直接注入をしていくことで、皮膚の自己再生力を活性化させ、加齢や紫外線ダメージを受けた肌を再生させます。
ポリヌクレオチドには成長因子の分泌促進や抗炎症作用、毛細血管の再生などの作用があり、老化や紫外線、化粧品からのダメージを受けた皮膚の組織を整えます。
また、表皮と真皮を内部から回復させることで、皮膚にハリや弾力、厚みが増し、刻まれたしわを改善する効果が期待できます。

プリュリアル注射のおもな効果は以下のとおりです。
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目の下のクマ
プリュリアルによる毛細血管の生成・再生の促進により、血行不良で血管が透けて見えるクマの改善が期待できます。
また、プリュリアルは皮膚のハリと弾力を回復させるため、たるみによるクマにも効果的です。 -
ニキビ跡
プリュリアルによって細胞が活性化し、皮膚の再生が促されると、肌全体に厚みが出てニキビ跡の凹凸が滑らかになります。
また、ターンオーバーが正常化し、メラニン色素の排出を促すため、色素沈着したニキビ跡にも効果を発揮します。 -
ほうれい線・しわ
プリュリアルはエラスチンやコラーゲンの生成を促進し、肌の弾力やハリを回復させるため、ほうれい線やしわが目立たなくなります。
また、肌の保水力が向上するため、口元や目元の乾燥小じわにも効果的です。 -
毛穴・ニキビ
プリュリアルはターンオーバーを正常化させることで、油分と水分のバランスが回復し、皮脂の分泌がコントロールしやすくなります。
皮脂の分泌が抑えられると、毛穴詰まりが解消されるため、ニキビの予防にも効果的です。また、エラスチンやコラーゲンを生成する線維芽細胞を活性化させ、肌に弾力を与えるため、たるみによる毛穴の開きも改善できます。
